あのイチローは、現役時代に試合前の準備やストレッチ、トレーニングなど、決められたルーティンを長年継続していたことで知られています。
では、なぜ毎日同じことを繰り返すのでしょうか。
一つの見方として、「同じことをするからこそ、いつもと違う自分に気づきやすくなる」ということがあります。
昨日と同じ動きをしているのに、今日は身体が重い。
いつもよりリズムが良い。
右はスムーズなのに、左は動かしにくい。
やることが毎日大きく変わってしまえば、それが課題による違いなのか、自分自身の変化なのか分かりにくくなります。
同じ動きを繰り返すことは、いわば自分自身を測る「ものさし」をつくることでもあります。
YS塾の1分間チャレンジも同じです。
同じ課題に毎日取り組んでいると、最初は「できる・できない」だけだった感覚から、少しずつ細かな違いが見えてきます。
「今日は姿勢がいい」
「昨日よりボールを見なくなった」
「左足だけリズムが合わない」
こうした小さな気づきが、自分の現在地を知ることにつながります。
自主練は、ただ技術を反復する時間ではありません。
自分の身体を観察し、自分自身を知る時間でもある。
毎日同じことをするから、変化が分かる。
そして変化に気づけるようになれば、次は「なぜだろう?」「どうすれば良くなる?」と考え始めることができます。
YS塾が育てたいのは、課題をただこなす選手ではありません。
自分の変化に気づき、自分で成長のきっかけを見つけられる選手。
毎日の1分は、その力を育てるための時間でもあります。
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