この11月で、Y.S.S.サッカースクールは15年目に突入しました。
ここまで長く活動を続けてこられたのも、これまでスクールに関わってくださった選手たち、そして活動を支えてくださった保護者の皆様のおかげです。心より感謝申し上げます。
15年という年月を振り返ると、本当に様々な出会いがありました。
毎週のように顔を合わせていた子どもたちも、やがて成長し、それぞれの道へ進んでいきます。
スクールを卒業してからも、ふとしたきっかけで近況を耳にすることがあります。
そんなとき、当時の姿や一緒にボールを蹴った時間が懐かしく思い出されます。
先日は、4年前に何度かスクールに顔を出してくれた冨田理月君の突然の訃報が届きました。
すでにブログでもお伝えしましたが、改めて人との出会いや、一緒に過ごせる時間の大切さを考えさせられる出来事でした。
心よりご冥福をお祈りいたします。
長くスクールを続けていると、子どもたちとの出会いが、その場限りのものではないことを感じます。
一緒にボールを蹴った時間は短くても、その後の人生のどこかで、ふとつながりを感じる瞬間があります。
そして先日も、かつてスクールに参加してくれていた選手の成長を感じる嬉しい知らせが届きました。
現在、鹿島アントラーズユースに所属する倉橋幸暉君が、U-17ワールドカップの日本代表に選出されました。
幸暉は、まだ八郷運動公園でスクールを開催していた頃に参加してくれていた選手です。
小学6年生のときには全日本少年サッカー大会で全国準優勝。その後も着実に成長を続け、先日には鹿島アントラーズのトップチーム公式戦への出場が可能となる2種登録も果たしました。
そして、幸暉のお母さんからも、「YSSのドリブル練習が一番自分のためになった」という嬉しいメッセージをいただきました。
指導者として、これほど嬉しい言葉はありません。
もちろん、現在の彼の活躍は、本人が長年積み重ねてきた努力と、これまで関わってきた多くの指導者や仲間、そしてご家族の支えがあってこそです。
ただ、その成長過程のほんの一部分にでも関われたことを嬉しく思います。
世界の舞台には素晴らしい選手たちが集まり、試合に出場することさえ簡単ではないでしょう。
それでも、これまでコツコツと積み重ねてきた成果を、自分らしく発揮してくれることを期待しています。
ぜひ皆さんも応援してください。
こうして15年という時間を振り返ると、改めて考えさせられることがあります。
スクールで出会った子どもたちは、いつまでも子どものままではありません。
それぞれが成長し、それぞれの人生を歩んでいきます。
プロを目指す選手もいれば、別の道へ進む子もいます。
サッカーを続けているかどうかに関係なく、ここで過ごした時間や経験が、将来のどこかで役立ってくれたら、それだけでも十分に価値があると思っています。
私たちが向き合っているのは、目の前のサッカー選手であると同時に、これからの人生を歩んでいく一人の人間です。
だからこそ、目先の勝敗や評価だけにとらわれず、自分で考え、挑戦し、失敗から学び、成長していける環境をこれからも大切にしていきたいと思います。
15年という年月の中で、子どもたちとの出会いから教えられたことは数え切れません。
毎週当たり前のようにグラウンドに集まり、子どもたちと一緒にボールを蹴る。
そんな日常が、実はとてもありがたい時間なのだと感じています。
一人ひとりとの出会いを大切に。そして、今しかない時間を大切に。
15年目もY.S.S.サッカースクールらしく、子どもたちの可能性を信じ、未来につながる育成を続けていきたいと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。