インサイドキック | いつも頭にサッカーボール 少年サッカースクール

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茨城県笠間市、筑西市、桜川市でY.S.S.サッカースクールを活動中。元サッカーライターが独自の視点で様々な角度から考察するブログです。

サッカーで一番使われるキックは間違いなくインサイドキックです。ドリブルも大きく考えればインサイドキックの連続の場合もあります。シュートだって確率を上げたいのであればインサイドキックで確実に狙う方がいいでしょう。私はこの一年間、自らが実験台となってこのキックについて問い詰め、そしてその奥の深さを体感してきました。

でも子供たちは速いボール、ボールを遠くに蹴ること、カーブをかけて蹴ることに興味があるようです。たしかに子供たちにはそれがカッコよく映るのかもしれません。でも、できないのに悪いフォームで蹴り続けていると、悪い癖ばかりがついてしまい、やがてはどのキックも蹴れなくなってしまいます。学年もあがれば自然と力がついて蹴る距離はアップするでしょう。でも、悪いフォームはそのまま残るわけですから正確性という部分ではなんら変わらないダメなままです。即座の習得が可能と言われているゴールデンエイジの今の時期に身につけさせたい技術なのですが、前回のブログ記事にあるように練習後はサッカーとは関係ない遊びをしている子供がほとんどでした。

自分では出来ていると思っている人がいますが、はっきり言って誰一人出来ていません。私でも自分の理想とするボールを蹴ることが出来るのは30本にせいぜい1本あるかないかです。一本蹴ってはボールの回転、スピード、正確性、インパクトする足の位置、軸足、足首、それらすべてを確認して、また修正して蹴り直す、その繰り返しの作業をしています。

「蹴る・止める・運ぶ」の基本技術の習得、このレベルが上がれば上がるほどよりサッカーを楽しめるものだと思っています。つまりは、正確にボールを蹴る、どんなボールでもコントロールして止める、そして相手に取られないで運ぶ技術、この本当の武器を手に入れない限りは本当の意味でのサッカーの楽しさは分からないということなのです。たかがインサイドキックと思うか、ここにこだわりを持つかどうかは気持ち次第、しかもこういう基本技術は反復練習が効果的だということを忘れないでほしいのです。とするならば練習前後に設けた30分のフリータイムの意味が分かってくることと思います。