誉め方っていうか、慰め方かな。
僕は、これはおかしいと、思うんですよ。
計算は合ってたけど、答は間違いましたとか、そんな不自然は、あり得ないわけですから。
計算=答としたら、内容=結果でしょう?
試合結果は、試合内容の結末なんで、結末が答で、内容が計算ですからね。
だから、勝つのが目的だったら、負けた場合、内容が悪かったから、負けたんです。
それなのに、負けたけど、内容はよかったって、とんちんかんすぎるんです。
試合に負けたのは、内容の、ここがよくなかったからだと、教えられるのが、指導者ですよ。
内容の、よくなかったところを、改善していけば、勝てる可能性は、高くなるからです。
よくがんばったなんて、その場しのぎなことを言って、誉めてる場合じゃないんですよ。
がんばったことを誉めたら、相手は、がんばったらいいのかって、思っちゃうでしょう。
相手に、じゃあがんばればいいのかと、思わせたら、相手の才能を、潰しちゃうんですよ。
がんばってばっかりで、内容が変わらなかったら、結果だって、変わりようがないんです。
2+2を、がんばりで、5にすることは、できないんです。
2+2は、4にしかならないんだから、答を、5にしたければ、2+2を、変えるんです。
2+3か、1+4か、わかりませんが、それを提示するのが、指導者の役目だと、思うんです。
だから、よくがんばったとか、もっとがんばれっていう人は、信じちゃいけませんよ。
次は、もっとがんばれ、じゃなくて、次は、違う内容でいこうと、そう言うべきじゃないでしょうか。
あ、でもプロレスは、別ですよ。
試合で負けても、内容で圧勝っていうことがあるのが、プロレスの魅力ですからね。
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