三戦(サンチン)で、体を締めるとは? | 錬武体術 啓真道

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● 三戦(サンチン)で、体を締めるとは?

こんにちは。川村義之です。

空手形の三戦(サンチン)では、体を締めることが、要求されます。

三戦で、体を締めるとは、どういうことを指すのでしょうか。

体を締めるとは、力むことではなく、姿勢を正確につくることなんですね。

表層の筋肉が力むと、動きにくくなり、居着いてしまいます。

武術として考えると、自分から居着くのは、よくないですよね。

三戦には、姿勢の要点がたくさんあり、それを守るのが、三戦の極意です。

姿勢の要点を守り、体を、構造的に強い状態にするということです。

正中線を出すことは、体を、構造的に強くする、代表的な方法です。

頭を後ろに置き、アゴを引き、胸郭を起こして、股関節を引きます。

重量バランスを、適正にし、体幹全体のインナーマッスルで、受動筋力を、働かせるんです。

受動筋力は、アウターマッスルの、能動筋力より、数倍も強いといわれています。

この受動筋力は、姿勢が、ある特定の形になったときに、使えるようになるものです。

また、肩甲骨の位置を、正しくすることも、体を締めるために、必要なことの1つですね。

肩甲骨は、引く動作以外のときは、体幹に対して、後ろに配置します。

引く動作のときは、体幹に対して、肩先を、前に出すように。

そして常に、引き戸を閉めるように、左右の肩甲骨を、閉じることを、意識してください。

これが、腕から手までで、発揮できる力を、圧倒的に強くする秘訣なんです。

体鍛えで、バンバン叩かれたとき、明らかに、音が変わるのが、わかります。

力まずに、体を締めることが、できたからです。

これを、ゆっくり丁寧に、正確に、稽古することが、必要です。

それが、イザというとき、瞬時に体を締め、単純な筋力以上の力を出せるようにする、秘訣なんですね。

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