長野県では「ワイン特区」なるものがあって、移住していく人が沢山いることを知り
衝撃を受けている、のんべぃヨリコです。
山形だって、長野県に負けないくらいすごい葡萄農家さんがいて
長野県に負けないワインがあるのになー。
もっと、新しいパワーがあったらいいのになーと思っていた、まさしくこの時!
な、な、なんと、山形に12番目のワイナリーが産声をあげていました。
山形県上山市にある蔵王ウッディファームさん。
ここで、なんと今年からワイン造りが正式にスターとしました。
木の香りが漂うワイナリーに、真新しいタンクが並び
この事業は、上山市の助成金を受けスタートしました。
今、仕込んでいるのは、カベルネソーヴィニヨンとメルロー、そしてカベルネ・フラン。
白はシャルドネとソーヴィニヨンブラン。
そうなんです!なんと!ワイン専用品種で仕込まれてるんです!
しかも自家製葡萄。 樹齢の長いものは、40年にもなるものがあるそうです!
これって、スタートから世界へ向けてチャレンジしてる!ってことですよねー。
コンクリートの匂いが新しさを物語る熟成庫には
まだ、ポツンと樽が眠っています。
これはシャルドネ。来年スティルワインとして発売し、再来年はスパークリングになる予定。
こちらは、赤ワイン。
まだまだ数量も少ないし、手さぐりでワインを造ってて
すべてにおいて、ドキドキだそうですが、
なんだか新しい風が吹きそうで、ワクワク感が止まりません。
昨年までタケダワイナリーさんで修業され、昨年のしずくワイン選定では
木村さんの意見が通った経緯もあり、なんだか昔からの知り合いのように
ワイン談義を楽しませていただきました。
木村真吾さん。35歳。これからが楽しみです♪
そして、木村さんが、木村さんの農園で造っているラ・フランスを使い
昨年タケダワイナリーさんで醸造した、「サンスフル・ポワレ」を飲んでみました。
ほんのり漂うラ・フランスの香りが、やさしい泡とマッチして、ゴクゴク飲める~(笑)
ウッディファームのワインが製品化されるのは、来年の夏以降となります。
記念すべき第一号のワインがどんなものなのか、本当に楽しみです。
木村さんのところでは、自社畑の果物を使って
ドライフルーツや、ジャム、ジュースなども作ってます。
ワインはまだですが、それらはどなたでも買えますので是非どうぞ。
静かな田園風景が漂うなかに、優しい木のぬくもりがただよう建物。
なんでも社長が木がお好きなんだそうで
私が「だからウッディーファームっていう名前なんですね?」と言ったら
「木村だからです!」(笑)