西和賀日記670回「梅雨明け空の沢尻岳」 | 西和賀日記 山・雪・味・人 楽しき農山村 

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奥羽山脈「真昼山地」に魅せられて65歳で岩手県和賀郡西和賀町に移住したおじさんの暮らしぶり

真昼山地の北部、和賀山塊の秀峰群のひとつ、沢尻岳(1260m)に登りました。

今回もおでかけバス利用です。

 

 

朝7時25分ごろウチの前を通るので、手をあげて止まってもらい乗車。

下車する貝沢まで23kmくらいありますが、料金は一律100円です。

バスを降り、リンドウの出荷作業が忙しい貝沢集落を抜けて1時間(4km)で貝沢登山口です。

 

 

牧草地に何かいました。

「タヌキ! 熱中症気をつけろよ!」

「あんたに言いたいね!」

 

 

久しぶりの沢尻岳です。

ここもブナの回廊が迎えてくれます。

 

 

でっかいアブがしつこく襲撃してきました。

ザックにつけたオニヤンマが役目を果たしていないのです。

アブはTシャツの上から平気で刺してきます。

 

 

2時間半ほどで沢尻岳の頂上に着きました。

平地から見えない根菅岳の格好の展望台です。

 

 

真夏の雲が山の上に湧きあがっていました。

山は根菅岳㊥と和賀岳㊨です。

登りで大汗かき過ぎたのでTシャツ脱いで甲羅干しをしました。

山上の涼風が心地よく、1時間ほど半身裸で過ごしましたが、誰も来ませんでした。

 

 

登山道でチタケ(乳茸)を見つけておいたので、下山の時に回収しました。

僕は栃木県人なのでチタケを採るのです。

食べられそうなのが3本、一人分ですな。

 

 

県道まで歩き、朝乗ったおでかけバス(盛岡まで行っていた)に再び乗車。

夕方5時15分ごろ、ウチの前で下車しました。

急いで畑を見に行くとナスが成っていません。

オセンさ行くべか…と車を乗り出し、リョウイチさんちに寄ったらナスが成っているので2つもらいました。

 

 

今季初のチタケとリョウイチさんちのナスで栃木限定食「ちたけうどん」の夕食となりました。

仙台管区気象台が東北北部の梅雨明けを発表したとのことで、夏のキノコで祝うことができた次第。

もっとも僕の中ではきのう梅雨明けしていましたが。

いよいよ真夏の到来です。

どんな8月になるのか、楽しみです。 (8月2日)