真昼山地の北部、和賀山塊の秀峰群のひとつ、沢尻岳(1260m)に登りました。
今回もおでかけバス利用です。
朝7時25分ごろウチの前を通るので、手をあげて止まってもらい乗車。
下車する貝沢まで23kmくらいありますが、料金は一律100円です。
バスを降り、リンドウの出荷作業が忙しい貝沢集落を抜けて1時間(4km)で貝沢登山口です。
牧草地に何かいました。
「タヌキ! 熱中症気をつけろよ!」
「あんたに言いたいね!」
久しぶりの沢尻岳です。
ここもブナの回廊が迎えてくれます。
でっかいアブがしつこく襲撃してきました。
ザックにつけたオニヤンマが役目を果たしていないのです。
アブはTシャツの上から平気で刺してきます。
2時間半ほどで沢尻岳の頂上に着きました。
平地から見えない根菅岳の格好の展望台です。
真夏の雲が山の上に湧きあがっていました。
山は根菅岳㊥と和賀岳㊨です。
登りで大汗かき過ぎたのでTシャツ脱いで甲羅干しをしました。
山上の涼風が心地よく、1時間ほど半身裸で過ごしましたが、誰も来ませんでした。
登山道でチタケ(乳茸)を見つけておいたので、下山の時に回収しました。
僕は栃木県人なのでチタケを採るのです。
食べられそうなのが3本、一人分ですな。
県道まで歩き、朝乗ったおでかけバス(盛岡まで行っていた)に再び乗車。
夕方5時15分ごろ、ウチの前で下車しました。
急いで畑を見に行くとナスが成っていません。
オセンさ行くべか…と車を乗り出し、リョウイチさんちに寄ったらナスが成っているので2つもらいました。
今季初のチタケとリョウイチさんちのナスで栃木限定食「ちたけうどん」の夕食となりました。
仙台管区気象台が東北北部の梅雨明けを発表したとのことで、夏のキノコで祝うことができた次第。
もっとも僕の中ではきのう梅雨明けしていましたが。
いよいよ真夏の到来です。
どんな8月になるのか、楽しみです。 (8月2日)