西和賀日記 山・雪・味・人 楽しき農山村 

西和賀日記 山・雪・味・人 楽しき農山村 

奥羽山脈「真昼山地」に魅せられて65歳で岩手県和賀郡西和賀町に移住したおじさんの暮らしぶり

台風15号は不思議な動きですね。

東から列島に近づき、関東から中部地方を横断するような進路です。

 

 

西和賀の空にも早朝、東から押し寄せて来る台風外縁の雲が西の方に足早に流れていきました。

僕が気仙沼に住んでいた時に、列島東の海上を北上して三陸沿岸に上陸した珍台風がありました。

今回の台風は、北上ではなく西進ですから、ジェット気流に逆らっている⁉

そんなことはあり得ないので、どんな気流状況なのか知りたいです。

そのへんの情報をテレビニュースは伝えてくれませんね。

 

 

朝一番に熱いお茶を飲む習慣のことは何度か書いております。

最近いただいたお茶をあけました。

トシエさんが富士山麓で摘んだ静岡のお茶です。

 

 

市販のものと違って、2回目のお湯でも3回目でも茶葉がふやけずにしっかりしています。

手間をかけた逸品であることがわかります。

 

 

朝のこの一杯が僕の健康の一番の秘訣ではないかと思っています。

香りと味わいが、きょうも何かいいことがありそうな一日になる予感を喚起してくれるのです。

トシエさんは今、毎年恒例のフランスで活躍しています。

秋に帰国したら真っ先にお礼を言いたいです。

 

 

台風の影響はほとんど感じられないので窓を大きく開けていたら、湯田のむヨーグルトの空箱が風で床に落っこちました。

僕んちの台風被害はこれだけです。

 

 

予報に反して外は晴れて風が心地よいエアコン必要なしの一日になりました。

外出しないつもりでいたので、レコード鑑賞としました。

盛岡の中古レコード店で手に入れたブルーノ・ワルター指揮のベートーヴェン交響曲2番4番を聴きました。

高校時代の同級生に裕福な家のお坊ちゃんがいて、フルトヴェングラーかワルターか…なんて話を休み時間なんかにああだこうだ言っていました。

僕は、せいぜいNHK・FM放送に耳を傾ける程度で、フルヴェンもワルターも知らなかった…。

さびしく彼らの話に耳をそばだてるだけでした。

この歳になって、これまでの道のりの流れで、今はワルターに興味があります。

ワルターと言えばモーツァルト、ブラームス、マーラーと決まり文句みたいになっているけど、ベートーヴェンも…、と長くなってしまうのでやめます。

 

 

夕方の南東の空が異様な景観になりました。

虹は虹ですが、僕がいる位置からは地表から出たわずかな部分しか見えないのでした。

 

 

台風が見せてくれた、夕日と乱れ雲のパフォーマンスです。

日没の光線なので虹の全体像が見えていれば正半径だったことでしょう。

 

 

さらに、密度が薄い雲にも虹が現れました。

雲の水滴に夕日が反応していたのでしょう。

雲のところだけに虹が出る…という現象、あまり見ないような気がします。

いや、普通の気象現象なだけなのかもしれませんけど…、でも何だかうれしい気持ちになりました。

 

 

ふと気付くと、すぐそばでタヌキたちが騒いでいました。

「おめぇら下ばっかり見てねえで空を見てみろ、あの虹を!」

4匹いたタヌキは僕に気づいて草むらに逃げ込んでいきました。

 

 

これも長くなるので書きませんけど、僕は「ジャズの街・宇都宮」の聖地と称される店「近代人」のいっときは常連だったのです。

40年以上も前のころです。

今宵はクリフォード・ブラウン(トランペット)とマックス・ローチ(ドラムス)が組んだアルバムを回しました。

「近代人」のカウンターでマスターと喋っている時にも、このレコードがかかっていたかもしれません。

外から台風の音はまったく聞こえません。

上陸する関東や、登山客が大勢入っているはず(きょう「山の日」)の北アルプスのあたりが心配です。 (8月11日)