西和賀日記 山・雪・味・人 楽しき農山村 

西和賀日記 山・雪・味・人 楽しき農山村 

奥羽山脈「真昼山地」に魅せられて65歳で岩手県和賀郡西和賀町に移住したおじさんの暮らしぶり

夜中に大雨が降りましたが、朝から青空が広がり春の陽気になりました。

 

 

県道を東に渡り、雪原(下は田んぼ)を和賀川方面に向かってクロカンハイキング。

河岸段丘を降りて振り返った景色です。

崖の上には雪庇が分厚くありました。

下の雪原にはシカの足跡が一筋残っていました。

ウチからクロカンスキーでほんの3分のところです。

 

 

真昼山地の女神山がその美貌をくっきりと見せてくれました。

 

 

和賀川は水量が増して、流れに勢いがありました。

対岸は分訳(ぶんわけ)という地名です。

 

 

おむすびが並んだような山は左の方が高い志賀来山(563メートル)

 

 

和賀川の水音を耳にしながら雪カフェでくつろぎました。

 

 

200メートルくらい向こうをキツネがのんびり歩きました。

僕には気付いていないようでした。

これとは別のキツネが陽だまりで昼寝しているのをこの近くで見ました。

そいつは「なんで人間がいるんだ⁉」といった不機嫌な顔して森の奥に消えて行きました。

 

 

町の南端、焼石連峰がよく見えました。

真ん中右寄りが南本内岳(1492メートル)、左奥の真っ白いのが東焼石岳(1507メートル)

 

 

雪が消えて地面が出たところにバッケが顔を出していました。

地中の使者が春をささやいている気配です。

 

 

バイクの今年初乗りというミユキさんが八幡様に寄ったら福寿草が咲いていたとメールしてくれました。

大ざっぱに眺めると西和賀町はまだ雪景色ですけど、目を凝らして見るとあちこちに春が顔をのぞかせているんですね。

 

 

摘んできたバッケを天ぷらにして晩酌しました。

冷凍庫に残っていた去年の春のコシアブラも揚げました。

「山菜イコール天ぷら」の季節が間近です。

ちなみに、南の方ではサクラ開花が話題になっていますが、西和賀地方のサクラ開花は札幌と同じころです。 (3月23日)