西和賀日記669回「ゴーヤで梅雨明けだ」 | 西和賀日記 山・雪・味・人 楽しき農山村 

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奥羽山脈「真昼山地」に魅せられて65歳で岩手県和賀郡西和賀町に移住したおじさんの暮らしぶり

梅雨空と夏空の間で何か押し問答でもしているような8月1日の朝でした。

家にいてもけっこうやることはあって、掃除だ洗濯だ台所だ…やっているうちに大谷翔平が打席に立っちゃうし。

 

 

横手の中古屋で買っておいた棚を居間の隅に置きました。

CDコンポの位置がやっとまともになりました。

 

 

エアコン稼働で過ごしやすく、家にいた方がいいんじゃないかな…と思えてきました。

ウイルスバスターとかいうのが2階の倉庫にあり、インストールしてなかったことに気づいて、パソコンをいじったりしました。

図書館から借りている本を読んだり、リョウイチさんに借りた郷土資料を読んだり、なんだか忙しくなっちゃいました。

 

 

じゃじゃ麺をつくって昼食です。

畑のピーマンとキュウリ、遠野土産のどべっこ漬けも加えて、けっこううまい肉みそになりました。

 

 

回覧板を隣に持っていく途中の歩道にオニヤンマが伏していました。

いつのまにか照りつけてきた真夏の太陽を浴びて熱中症になっちまったのでしょうか。

 

 

オニヤンマの等身大おもちゃをハエやアブ対策につけている人をよく見るようになりました。

最近、僕も山のザックにぶらさげています。

「効きますか?」と問われれば即座に「効きません」と答えます。

写真で、オニヤンマの近くにハエがとまっているの見えますか?

オニヤンマの顔や羽根にもヤツら傍若無人にたかって、効果を期待して横手のホーマックで900円も払って買ってきた僕をがっかりさせるのです。

考えてもみれば、ハエやブヨやアブの目は人間みたいに物がくっきり見えているわけではないのだから当然です。

おもちゃのオニヤンマの羽根が動いてホンモノみたいな波動を発してでもいるなら、キバのガチガチいう音を発してでもいるなら、ハエやブヨやアブも近寄らないかもしれませんね。

結局、クマ除け鈴と同じで、自分の安心感のためだけにつけているのだと結論づけられるように僕は思います。

 

 

夕方になって梅雨空と夏空の押し問答は決着がついたようです。

気象庁はきょう北陸と東北南部の梅雨明けを発表しました。

西和賀のあたりは、東北の北部とも言えるし南部と言っても言い過ぎではありません。

緯度の観点では中部となります。

だから、西和賀地方もきょう梅雨明けしたと、僕は当ブログで宣言します。

 

 

梅雨明けを決定づけるため、畑のゴーヤを収穫してゴーヤチャンプルーをつくることにしました。

ランチョンミート(スパム)は高いのでオセンの豚こま肉で代用します。

沖縄では、ランチョンミートは本土の半額なんです!

 

 

ゴーヤチャンプルーで〝おらが梅雨明け〟を祝いました。

この夏、いくら猛暑続きになるからといっても、エアコンびたりの生活にならないように気をつけなくっちゃ…。 (8月1日)