西和賀日記662回「遠野でガパオを食す」 | 西和賀日記 山・雪・味・人 楽しき農山村 

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奥羽山脈「真昼山地」に魅せられて65歳で岩手県和賀郡西和賀町に移住したおじさんの暮らしぶり

年3~4回、遠野に行って食事しています。

呑み友リョウさんに会うのも楽しみなんです。

ウチの前を7時45分ごろ通るおでかけバス(100円)に乗って北上線ほっとゆだ駅へ。

 

 

いわてホリデーパス(2500円)を利用しました。

ほっとゆだから遠野まで片道1690円ですから、かなりお得な切符です。

土曜と休日限定ですが、7月20日~8月31日は毎日利用できます。

 

 

錦秋湖を眺めながら地ビール「ザ・マタギ」をパカッと開けました。

北上駅で東北本線盛岡行に乗り、花巻駅で始発の釜石線に乗り換えて11時前に遠野駅に降り立ちました。

 

 

駅前のカッパたちも暑そうです。

「おめえら酒ばり飲んでっと熱中症なっちまぁぞ」

「自分だべ!」

 

 

「柳田国男先生、オラんちエアコン入れましたぜ」

「まずは頭を冷やすべきであろう」

 

 

いつもの喫茶食堂Cocokana(ココカナ)に腰を据えました。

まずは桜刺(馬)で生ビール。

遠野といえばジンギスカンですけど、馬刺も近年人気のようです。

 

 

ガパオ豆腐というのを試してみました。

タイ料理のガパオライスをアレンジして、店の向かいの新里豆腐店の新里よせ豆腐をライスの替わりにしています。

これは夏に合う一品です。

ところでリョウさんは、お酒の上で何かやらかして謹慎中とのことでした。

遠野のちょっとした有名人なんですけど、時にハメを外してズッコケるようです。

 

 

特区どぶろくをすすりながら、締めは新里豆乳でまとめた冷やし担々麺。

猛暑に打ち克つ食べ物としては筆頭格と思える味と栄養とボリュームでした。

9月21、22日の遠野まつりにも心引かれながら釜石線花巻行に乗りました。

 

 

北上駅16:48発の北上線横手行で戻りました。

高校生でいっぱいで、横川目までは満員状態でした。

北上線はキハ100車両の1両運行が多いのですが、せめて2両で走ってほしいと思っています。

 

 

駅のほっとゆだ温泉につかり(いつもの真昼温泉1か月券利用)、18:20発のおでかけバス(駅前で乗って自宅前で降りるタクシー並み利用で100円)で帰宅しました。

遠野は僕の心が落ち着く街のひとつです。 (7月23日)