西和賀日記628回「熊出没情報って何?」 | 西和賀日記 山・雪・味・人 楽しき農山村 

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奥羽山脈「真昼山地」に魅せられて65歳で岩手県和賀郡西和賀町に移住したおじさんの暮らしぶり

きょうも気温が上がり、汗だくになって苗箱の返却作業に取り組みました。

 

 

田植えの時に使った苗箱は2000個くらいになりました。

農作業はたいていミツゾウさんとのコンビでやってます。

 

 

トントラックで2回、農協などに運びました。

田植え作業の最後の後片付けみたいなものです。

 

 

農協の育苗センターに降ろした苗箱は洗浄して保管されます。

午前中いっぱいの作業となりました。

 

 

午後にはきょうも山の向こう(花巻や北上のあたり)に大きな入道雲が湧きあがっておりました。

この時期、積乱雲は平野部で発生することが多いのでしょうか。

 

 

きょう書きたかったのは、熊目撃情報のことです。

岩手のテレビに県内の情報が出ますが、どこよりも多いはずの西和賀町がありません。

なぜか…?

地元でもよくそのことが話題になります。

「西和賀じゃぁ、熊がいるのが当たり前だから通報もしねぇ」

「熊がいても、それを見る人の数がそもそも少ねぇからな」

 

 

先週だったか、ほっとゆだ駅の近く、銀河ホールのあたりで熊の目撃情報がありました。

通報したのは観光客だそうです。

11日に横川目に行くためのほっとゆだ駅で、待ち時間に写真を撮ろうと思い、銀河ホールわきから錦秋湖に降りようと行ってみると、通行止めの看板があり規制線が張られていました。

 

 

熊の目撃情報があったので役場が張ったもののようです。

僕は、何かの冗談だと思って笑ってしまいました。

熊はせっせと移動する動物だそうですから、人間が張った規制線なぞ関係ありません。

目撃された場所だけが危ないわけではないでしょう。

もし銀河ホール周辺が危ないのだったら、すぐ近くのほっとゆだ駅周辺だって危ないのです。

というか…僕が思うに、熊の方が人間をこわがっているはずなので、「通行止」のようなことは過剰反応なのです。

 (通行止は工事のためで、熊出没注意の紙はそれに便乗しているだけだとの話もあります)

 

 

夕方になっても奥州や一関の方面に入道雲がありました。

入道雲の目撃情報と熊目撃情報、危険度は…どっちもどっちでしょう。 (6月13日)