西和賀日記629回「エゴやエゴマを食す」 | 西和賀日記 山・雪・味・人 楽しき農山村 

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奥羽山脈「真昼山地」に魅せられて65歳で岩手県和賀郡西和賀町に移住したおじさんの暮らしぶり

畑のジャガイモがちょっとヘンなんです。

 

 

半日は大木の影になっているあたりの方が育ちがいいのです。

 

 

一番陽が当たらないところのヤツが花を一番先に開きました。

 

 

朝から陽が当たっているところは育ちが悪いようです。

水は毎日やっているのですが…。

素人の僕には理由がわかりません。

 

 

キュウリ苗に支柱を立てようとして力まかせに刺したら、苗が折れてしまいました。

地面から3センチくらいの、写真でも白っぽい線になっているところです。

枯れたら、新たに苗を買ってくるべ…と思っていたら、枯れないのです。

様子を見ることにしました。

人間の骨折と植物は違うとは思いますが、実が成ったらうれしいじゃありませんか。

 

 

西側のソバ畑では、去年の実が落ちて発芽したのでしょう、白い花が一面に咲いております。

 

 

大野もっこりの郷通信(地区の広報紙)6月17日号の打ち合わせにタツヤさん宅に行ったら、エゴマ飯を出してくれました。

かめばかむほど味が広がる不思議なご飯でした。

エゴマはいい味を秘めているんですね。

 

 

ミズとジャガイモと塩くじらの煮物もいただきました。

沢内の郷土料理のひとつです。

ミズはどこにでもある山菜ですけど、筋を取ったりする手間がかかるので敬遠しています。

でも、この食べ方ならミズがうまいものだということがわかります。

3つの食材がまさに三位一体だと思います。

塩くじらはスーパーオセンに売っているから、今度試してみようかな…。

 

 

「えご」という食べ物を知りませんでした。

1か月くらい前の飲み会の時に、女性たちが盛んにそのおいしさを語ったのを思い出し、スーパーオセンの豆腐売り場にあると言っていたのを思い出して買ってきたのです(秋田県横手市・藤倉食品「藤倉の恵胡」)

「えご」は海藻食品だそうで、ミネラル豊富な健康食品ということで、なるほど女性たちに好かれているんだな…。

 

 

コンニャクみたいです。

 

 

食べ方がわからないので、飲み会の時のメモ帳を見たら「からし酢みそ」となぐり書きがあったので、からし醤油とからし酢みそで食すことにしました。

味は、というと何とも表現のしようがありません。

味はあるんですけど、何の味なのか、確かに海藻っぽい風味は感じます。

うまいかと問われても、ちょっと応えようのない、不思議な味です。

健康志向者の舌に合う味…と言えばいいのでしょうか。

値段がいいのも、健康志向的なのでしょう。 (6月14日)