【JR北上線ハイキング第2弾:相野々駅】
家からほっとゆだ駅をおでかけバス(1回100円)で往復し、相野々駅下車で秋田県横手市山内(さんない)を歩いてきました。
8:20ほっとゆだ駅~8:42相野々駅。
横手駅のひとつ手前の相野々駅はほっとゆだ駅から4つ目(片道330円)。
駅舎は「ポッポあいのの」と呼ばれ、レストランやカラオケルームや多目的空間があり、北上線の駅の中でも異彩を放つ建物です。
レストラン「村さ来」は月曜定休でした。
「高橋優」という歌手へのファンのメッセージが壁一面にありました。
切符売り場の人に訊くと、地元(小松川)出身で日本武道館でもコンサートをしたことがあるそうですね。
山内地域観光案内マップに「新緑が萌える満水時の景観は格別」とある相野々ダム公園に向かいました。
駅から3キロメートル、林道を45分歩きました。
ところがダムの補修工事中で、ダム湖周辺は立ち入り禁止。
工事は来年3月末までの予定とのことで、1年後以降にまた訪れたいと思います。
街に戻り、北上線に沿う道を「道の駅さんない」に向かいました。
1両のキハ100が北上目指して走っていきました。
国道107号の裏通りのような道で、山内小学校の前を過ぎて新緑の中を歩くこと30分、踏切を渡って国道に上がりました。
連休最終日の道の駅さんないは車でいっぱいでした。
徒歩の客はたぶん僕だけでしょうね。
食事処「農香庵」に腰を落ち着けました。
かなり歩いたので、ここは生ビール(550円)頼むしかないでしょう。
歩いた道を国土地理院2万5000分の1地形図「羽後黒沢」でたどると、位置関係がよくわかります。
十割そばといものこ汁の満足セット(1300円)で腹ごしらえ。
箸袋に「地粉100%手打ちそば」とありました。
そば粉は山内産の階上早生(はしかみわせ)だそうです。
正午を過ぎて物産店も食事処も混雑してきました。
ふたたび裏通りに降りて、2年前に廃止になった平石駅の跡に行ってみました。
横手駅手前の矢美津駅とともになくなってしまった駅です。
その痕跡はありませんでした。
相野々駅に戻り、地下道をくぐって鶴ケ池公園まで脚を延ばしてから、帰りの気動車に乗りました。
14:23相野々駅~14:48ほっとゆだ駅。
ほっとゆだ駅には15:00発おでかけバス貝沢行が待っていました。
道の駅で買った純米酒「山内杜氏(さんないとじ)」と名物「いぶりがっこ」で晩酌しながら、山内散策を楽しく思い返しています。 (5月6日)