西和賀日記485回「五能線へ呑み鉄の旅」 | 西和賀日記 山・雪・味・人 楽しき農山村 

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奥羽山脈「真昼山地」に魅せられて65歳で岩手県和賀郡西和賀町に移住したおじさんの暮らしぶり

五能線に乗ったことがないので、青春18きっぷ利用で呑み鉄やってきました。

 

 

家の前で町営おでかけバスに乗ってスタートです。

 

 

ほっとゆだ駅8:20発の北上線で、まずは横手に向かいました。

 

 

ひとつ目のゆだ高原駅でヘリオス酒造沢内醸造所の「夕やけ小やけの赤びいる」をパカッと開けました。

 

 

横手駅で奥羽本線の秋田行に乗車。

 

 

秋田で少し時間があったので、駅から歩いてすぐの秋田市民市場にある「支那そば伊藤」で中華そばをいただきました。

澄んだ魚介スープに細麺で、丁寧な仕事ぶりを感じさせる一杯でした。

秋田駅で奥羽本線の弘前行に乗りました。

 

 

八郎潟を眺めながら秋田酒類製造の高清水ワンカップをすすりました。

奥羽本線の車両はロングシートが多くて旅情をそがれますが、隅っこの優先席なら呑み鉄気分を少しは味わえます。

 

 

弘前駅で100円バスに乗り、弘前公園から岩木山を眺めました。

弘前に行くのはこれが(たぶん)初めてです。

だから、岩木山をこんなに近くから見るのも初めてです。

岩木山に「これまでなぜ来なかったのか⁉」とにらまれたような気がしました。

 

 

弘前駅で五能線の深浦行に乗車。

GVーE402という快適な電車でした。

17:17に五所川原駅に着き、サンルートにチェックイン後、すぐに雪のない街に繰り出しました。

 

 

「津軽じょっぱり」という居酒屋で青森名物の貝みそ焼きをいただきました。

ホタテの貝殻を鍋と皿替わりにして、卵とみそとネギだけのシンプルな一品でした。

 

 

2軒目の「北大路」では地酒6種呑み比べを勧められました。

桃川、菊乃井、豊盃、安東水軍、田酒、山廃「白神」です。

鉄路でも1軒目でもかなり呑んでいたのですが、津軽に来たのだからこれは見過ごせません。

 

 

地元客が帰り、旅行客2人だけになった時、マスターが子持ちヤリイカをさばいてくれました。

新鮮さは当然のこと、卵の塩気と身の甘味がとろけるような味わいを醸し出し、これぞ青森だなぁと感じました。

6杯を飲み干して、よくぞ無事ホテルに戻れたものです。 (1月4日)