西和賀日記484回「積雪3m超えた写真」 | 西和賀日記 山・雪・味・人 楽しき農山村 

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奥羽山脈「真昼山地」に魅せられて65歳で岩手県和賀郡西和賀町に移住したおじさんの暮らしぶり

夜半に雨の音がしていましたが、雪にはなりませんでした。

 

 

ウチの積雪観測棒は雪が少なすぎて傾いてきました。

雪が積もらない地方の人が見たら「すげえ雪!」に見えるかもしれませんけど。

 

 

雪景色ではありますが、田んぼのクロ(畔)がわかるほど雪がないという状態です。

正月に外出が楽だと皆さん喜んでいます。

 

 

真昼温泉の駐車場もこのとおり、舗装が見えています。

 

 

マサルさんが10年前の大雪の写真を見せてくれました。

2013年3月5日撮影ですが、大雪は2月下旬に降ったそうです。

10棟あった農業用ハウスが全部埋まってしまったそうです。

写真のハウスだけは、苗を育てる大切な1棟なので何とか助けようと雪をよけているところとのこと。

 

 

この時の積雪は3メートルを超えていたようです。

当時マサルさんは除雪隊で忙しく、自分ちの除雪が間に合わなくて大変だったでしょう。

奥さんと必死にハウスを守った話、ゆっくり聴きたいものです。

僕がまだ東京で吞んだくれていたころのことです。

 

 

今年の正月は帰省しませんでした。

年末にタケちゃんがつくった山菜のソーセージで三が日の締めにしました。

右からバッケ(ふきのとう)、行者ニンニク、エシャロット、コシアブラ。

「近所で採れる山菜で西和賀を表現」と説明にあるとおり、地元の味と香りが効いた手づくり品です。

 

 

「ソーセージとジャンボンブラン1kgセット」の中の一品です。

クロモジのジャンボンブラン(白いハム)やプティサレ(パンチェッタ)、キハダや山椒のソーセージも入っています。

少しずつ晩酌の楽しみにしようと思います。

身近な野や山の恵みをこんな形で味わえるなんて…、驚きと幸せをかみしめることができる西和賀ライフです。 (1月3日)