夜半に雨の音がしていましたが、雪にはなりませんでした。
ウチの積雪観測棒は雪が少なすぎて傾いてきました。
雪が積もらない地方の人が見たら「すげえ雪!」に見えるかもしれませんけど。
雪景色ではありますが、田んぼのクロ(畔)がわかるほど雪がないという状態です。
正月に外出が楽だと皆さん喜んでいます。
真昼温泉の駐車場もこのとおり、舗装が見えています。
マサルさんが10年前の大雪の写真を見せてくれました。
2013年3月5日撮影ですが、大雪は2月下旬に降ったそうです。
10棟あった農業用ハウスが全部埋まってしまったそうです。
写真のハウスだけは、苗を育てる大切な1棟なので何とか助けようと雪をよけているところとのこと。
この時の積雪は3メートルを超えていたようです。
当時マサルさんは除雪隊で忙しく、自分ちの除雪が間に合わなくて大変だったでしょう。
奥さんと必死にハウスを守った話、ゆっくり聴きたいものです。
僕がまだ東京で吞んだくれていたころのことです。
今年の正月は帰省しませんでした。
年末にタケちゃんがつくった山菜のソーセージで三が日の締めにしました。
右からバッケ(ふきのとう)、行者ニンニク、エシャロット、コシアブラ。
「近所で採れる山菜で西和賀を表現」と説明にあるとおり、地元の味と香りが効いた手づくり品です。
「ソーセージとジャンボンブラン1kgセット」の中の一品です。
クロモジのジャンボンブラン(白いハム)やプティサレ(パンチェッタ)、キハダや山椒のソーセージも入っています。
少しずつ晩酌の楽しみにしようと思います。
身近な野や山の恵みをこんな形で味わえるなんて…、驚きと幸せをかみしめることができる西和賀ライフです。 (1月3日)