前々回ブログで書いたオニフスベという奇妙なキノコ。
きょう、その正体を目撃しました。
山菜やキノコに詳しいオバラさんに教わった場所に行くと、道端に白いものが…
ここは真昼温泉に車で毎日通う道なんです。
言われなければ、白いボールが落ちているとしか思えません。
バレーボールに形も色も大きさもそっくりです。
石突らしき部分はありますが、ただ地面に置かれているような感じでした。
上の写真が土曜日に届いたオニフスベ(採取者はオバラさんだそうです)。
同じザルに置いたきょうのオニフスベが下の写真です。
きょうのは直径23センチありました。
🐾 ニャンニャンだ、これは! またげにゃいぞ!
マサルさんに見せたら「この前のは食べてどうだった?」というので「このとおり何ともない」とこたえると「そんじゃぁ少しもらうわ」と3分の1くらい持っていきました。
マサルさんちのことですから、きっとおいしい料理になったことでしょう。
木綿豆腐みたいなので、サイコロ状に切って麻婆豆腐風にしてみました。
オニフスベとブナシメジ少々を油で炒めます。
オニフスベは炒めると縮みます。
もう少し大きめに切った方がよかったなぁ。
麻婆豆腐の素を加えます。
見た目は麻婆豆腐です。
オニフスベのさわやかな香りが引き立っておりました。
豆腐の替わりではなく、初めから「麻婆鬼フスベ」という料理だと思って食べれば、これはこれでなかなかの一品です。
オニフスベはどんな料理にも変身するユーティリティーなキノコと言えるかもしれません。 (9月18日)