西和賀日記360回「風評加害者にならぬ」 | 西和賀日記 山・雪・味・人 楽しき農山村 

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奥羽山脈「真昼山地」に魅せられて65歳で岩手県和賀郡西和賀町に移住したおじさんの暮らしぶり

毎日でも書いておくべきだろうと思うほどの猛暑続きになっています。

昼ごろ、西隣の秋田県横手市に行ったら国道脇の気温表示は「38度」でした。

車の外気温表示は「39度」!

 

 

ソバ畑や枝豆畑に囲まれた鶏舎からは成長した地鶏「南部かしわ」の鳴き声が朝の空気を通り抜けて聞こえてきます。

 

 

ソバの花が咲き、実も目立ってきました。

田んぼの稲もモミが膨らんできました。

列島の異常な暑さは西和賀も例外ではありませんが、季節は少しずつ移っている感じがします。

そんな平和な山あいの生活ですけど、世の中には気になることが絶えませんね。

 

 

午後1時ごろに東京電力福島第一原子力発電所の処理水の海洋放出が始まったようですね。

科学に基づいて判断することが何にも優先すべきことだと思います。

 

 

一番の問題は風評被害だといいます。

つまり科学的には懸念は払しょくされているという意味でしょう。

風評被害の「被害者」は福島の漁業者だと思います。

被害者がいるなら「加害者」がいるはずです。

この場合、加害者は消費者=国民ということになります。

禁輸を表明している外国も加害者ですね(この場合、国内漁業者全般が被害者)

少なくとも、僕は加害者の側には立ちたくありません。

きょう付けの読売新聞を横手のコンビニで買ってきました。

よみうり時事川柳にうなずきました。

「流れ出すフェイクと戦う放出後」(東京 大久坊)

(選者)「常磐もの海産物、探してでも食べます」 (8月24日)