西和賀日記282回「大野の田植え始まる」 | 西和賀日記 山・雪・味・人 楽しき農山村 

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奥羽山脈「真昼山地」に魅せられて65歳で岩手県和賀郡西和賀町に移住したおじさんの暮らしぶり

ピーカンの朝でした。

早朝、和賀岳を見に長瀬野に向かいました。

 

 

田植えを終えた田んぼに和賀岳が映っていました。

渓流のあたりからアカショウビンの鳴き声が聞こえていました。

きょうは大野地区の田植えスタートです。

 

 

新しい…といっても中古ですけど、田植え機を導入しました。

 

 

農協から「銀河のしずく」の苗を運びました。

岩手県が開発した米で、うまいと評判です。

大野でも初めて植え付ける品種です。

 

 

田植え機には側条施肥機という、同時に肥料もまける機能がついています。

 

 

黄色い部分は枕地ローラーといって、田んぼの土を平らにする部品です。

 

 

機械の具合をみんなで試しているところです。

 

 

リョウイチさんが試しに植えてみました。

今年は田植えが少し遅れて、西和賀町内でも最後の方です。

リョウイチさんはこのあとトラクターに乗り替えて、まだの田んぼの代掻きに向かいました。

 

 

初日はもっぱらマサルさんが田植え機を運転しました。

ミツゾウさんコウヘイさんと僕は苗や肥料を受け渡したりする役目でした。

タツヤさんが苗を農協から運びました。

 

 

「トノサマガエル! 騒がしくなってごめんな」

「早く終えて平和を取り戻してケロ」

 

田植えはあした以降も続きます。

緑に四方を囲まれて、遠くには和賀岳や焼石連峰が見えて、田の水面にそよぐ風は心地よく、エンジン音さえものんびり聞こえる快晴の空の下でした。 (5月25日)