西和賀日記283回「親スズメの感激行動」 | 西和賀日記 山・雪・味・人 楽しき農山村 

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奥羽山脈「真昼山地」に魅せられて65歳で岩手県和賀郡西和賀町に移住したおじさんの暮らしぶり

庭の草陰で何かが動いていました。

 

 

カワラヒワ(河原鶸)でした。

何か食べています。

 

 

タンポポの種のようです。

 

 

カワラヒワは団体行動の鳥ですが、一羽でいましたから繁殖期なのでしょう。

5月は野鳥の子育てシーズンですね。

 

きょう近所の木陰でちょっと感激する出来事がありました。

歩いていくと足元の草むらから子スズメが飛び出したのです。

飛べずに草の間を逃げ惑うような動きでした。

その時です。

頭上からけたたましいスズメの鳴き声がしました。

 

 

スマホで撮ったので見えずらいですが、写真中央に2羽のスズメが写っています。

叫ぶような鳴き声でした。

ハッとした瞬間、わかりました。

親スズメが子スズメの危険を察知して、人間の注意を自分の方に向けようと必死に行動したのです。

巣立ちを迎えた子スズメは、巣から出たもののうまく飛べず地面にうずくまっていたようです。

僕は、子を守る親スズメにだまされたふりをしてその場から離れました。

 

 

うちのサワグルミの幹に取り付けた巣箱で抱卵中とみられるスズメには、いつ子が誕生するのでしょうか。

親スズメがいる時にはなるべく外に出ないように気をつけています。

きょうのちょっとしたスズメの行動を見て、ますます巣箱の中が気になりました。 (5月26日)