秋に採集して冬ごもりの間に食べようと冷凍しておいたキノコが最後のひとパックとなりました。
たくさん採れたラクヨウとゴヨウアミタケです。
春の到来を前に、料理してたいらげることにしました。
まずは朝食のみそ汁です。
キノコはどちらも地味な色なので、菜の花とニンジンで見た目を意識してみました。
みそ汁はどんなキノコでもおいしく引き立ててくれますね。
昼はキノコと卵のチャーハン。
ラクヨウは香りにちょっとクセがありますが、細かくして炒めるとカドが取れるようでうまかったです。
晩酌には、みそ汁と同じ具に油揚げも加えて油炒めにしてみました。
油揚げは、冷蔵庫にほかに目ぼしいものがなかったので使ったのです。
日本酒をまぶしてから塩とコショウで味付けし、最後にちょっぴりしょうゆをたらしました。
まぁ何とか食える一品です。
残りのキノコをシンプルにバター炒めにしました。
味付けは塩とコショウだけです。
これが、びっくりするくらいうまかったのです。
とろけるような食感と口に広がる山の風味がたまりません。
見た目はグロテスクですけど、バターとの相性は抜群でした。
秋に近くの山で採ってきたキノコが冷凍庫を出て、皿やお椀の中でこんなにも楽しませてくれるとは、うれしいことです。 (3月18日)