西和賀日記167回「内ノ沢の氷柱が復活」 | 西和賀日記 山・雪・味・人 楽しき農山村 

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奥羽山脈「真昼山地」に魅せられて65歳で岩手県和賀郡西和賀町に移住したおじさんの暮らしぶり

志賀来山(しがらいさん)を時計回りに巻いて和賀川に注ぐ内ノ沢(うちのさわ)に、厳冬期になると見事な氷柱(ひょうちゅう)が現れます。

僕の家から直線距離で1.625キロメートル※のところです。

当ブログ第149回(1月5日)時点でかなり成長していましたが、ミユキさん情報では翌週の暖かさで全滅してしまいました。
 

 

けさ冷え込んだので、見に行きました。

思ったよりも復活しているようです。

 
 
まだ青少年くらいの成長ぶりでしょうか。
どれも同じくらいの長さと太さなのが面白いです。
 
 
一度は大人になった氷柱が底に崩れ落ちていました。
大絶滅の後の新しい生命の出現を見るようなひと幕であります。
寒波が来る予報ですから、どんどん大きくなっていくのでしょう。
どのくらい成長するのか、楽しみです。
 
 
志賀来山の裏(東側)の内ノ沢に沿ってスノーシューを鳴らしました。
氷柱から1.2キロメートル上流までさかのぼり、コーヒータイムにしました。
 
 
風もなく、聞こえるのは沢音だけです。
熱いコーヒーをすすりながら、しばしボケーっとしていました。
ところで、今回の写真はモノクロではありません。
スノーシューの爪にかろうじて色(赤)があります。
テルモスは青ですが雪の中では黒く見えてしまいます。
雪の山は白と黒の世界ですね。
 
家からすぐのところで、今宵も氷柱(つらら)たちが進化しているのかと想像すると、雪の夜も楽しいものです。 (1月23日)
 
 ※国土地理院1:25000地形図「新町」で、定規で測って算出。