気仙沼日記845回「東北呑み鉄!日帰り旅」 | 西和賀日記 山・雪・味・人 楽しき農山村 

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奥羽山脈「真昼山地」に魅せられて65歳で岩手県和賀郡西和賀町に移住したおじさんの暮らしぶり

年末年始休暇に入った! ということで29日(日)に前から計画していた「青春18きっぷで冬の日本海」に出かけました。




気仙沼駅の始発列車(5:14発)に乗車。

ところが陸中門崎(かんざき)と真滝の中間あたりで列車がシカに衝突し急停車。

線路と車両の安全確認に17分間かかり、一ノ関発の盛岡行に乗れませんでした。

ローカル線は一本乗り遅れたらアウトです。

急きょ、仙台行で小牛田へと、計画と逆回りに変更しました。




古川駅で1時間ほどあったので、何年ぶりかで駅そばにありつきました。





陸羽東線の新庄行に乗車(先週乗ったばかりですけど)





NHK・BSの「呑み鉄」番組が始まるずっと前から、僕はやってます。

ワンカップは大崎市三本木北町の新澤酒造店の特別純米酒、つまみは阿部長商店大船渡食品のさばチップ。





山形県に入り最上(もがみ)の先あたりで見える雪山の景色は胸がスキッとしますね。





新庄駅で奥羽本線の秋田行に乗り換えました。

計画では羽越本線・秋田~酒田の日本海の車窓を目的にしていましたが、シカのせいで断念(はねられたシカは無事だったでしょうか)




秋田県の横手駅で下車し、1時間くらいあったので横手やきそばの店「やや」へ。

千切りキャベツと福神漬が添えてあって、「よく混ぜてね」とママさんが言いました。

お好み焼きの具を混ぜるように全部をよく混ぜていただきました。

独特の一皿ですが、なかなか面白い食べ方だなあと思いました。




横手駅始発の北上線に乗りました。





東北内陸部はまだ雪が少ないようで、岩手県境のあたりの雪景色もハシリといったところ。

ワンカップは秋田県大仙市戸地谷の秋田清酒株式会社のにごり酒「ぬぐだ丸」。


北上駅から東北本線で一ノ関に戻り、大船渡線で夜7時半ごろ気仙沼に帰りました。

最後の大船渡線は、今度は落石の影響で遅れました。


青春18きっぷの旅は、特にローカル線ではJRが時刻通りだから成り立つのですが、シカや岩が相手ではじっと待つしかありません。

それもまた、気楽な一人旅の一要素です。 (12月30日)