気仙沼日記844回「まさぼうの湯につかる」 | 西和賀日記 山・雪・味・人 楽しき農山村 

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奥羽山脈「真昼山地」に魅せられて65歳で岩手県和賀郡西和賀町に移住したおじさんの暮らしぶり

夏ごろ気仙沼の西隣、岩手県一関市藤沢町(ふじさわちょう)のラーメン店のカウンターで、隣に座った地元のおばさんに「まさぼうの湯」を教わりました。

「日帰り温泉で、いい湯だよ」

それ以来、ずっと気になっておりました。

本日、仕事を休養日にして、藤沢町黄海(きのみ)にある公共施設の館ケ森高原ホテル内「まさぼうの湯」につかりました。





マイナスイオンに癒やされるという準天然トロン温泉だそうです。

入浴料は600円。


「まさぼう」という意表を突く名前の由来は…


昔々、村人が大ウナギをつかまえて帰ろうとした時に、大ウナギが「来る来ずの真佐坊や」と言いました。

「我が子・まさぼうや、私はつかまってしまったよ。再びここに来るか来ぬかわからないよ。さようなら」

そう言ったのでした。


ホテルの話では、近くに来不来滝(まさぼう滝)があったそうですが、ダム建設によって滝はなくなったとのことです。


これと同じウナギの伝説が気仙沼にもあります。


詳しく調べようと思い、藤沢図書館に立ち寄ると休館日でした。

宿題がまたひとつ、増えました。 (12月26日)