気仙沼日記840回「スカイベリーうまい」 | 西和賀日記 山・雪・味・人 楽しき農山村 

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奥羽山脈「真昼山地」に魅せられて65歳で岩手県和賀郡西和賀町に移住したおじさんの暮らしぶり

皇海山という山があります。

何と読むかわかりますか?

「すかいさん」です。

栃木県と群馬県の境にあり、足尾山群のひとつ、日光火山群のひとつです。

標高は2144メートルあります。

深田久弥が雑誌「山と渓谷」の連載「日本百名山」で取り上げたので、今も日本百名山として、山歩きをする人には知られております。

僕の故郷、栃木県宇都宮市あたりから、足尾の山の奥に端整な山容が見えます。

僕も何度か登ったことがあります。

遠くて深い山です。





山ではなく、今回はイチゴの話です。

栃木の知人が栃木のイチゴ「スカイベリー」を送ってくれました。

5年くらい前に売り出された新品種です。




大きくて、甘味の広がり方が素晴らしく、ほどよい酸味もあり、色つやもよく、半世紀以上イチゴ生産日本一の栃木県の面目躍如たる産物であります。

僕は、たぶん口にするのは初めてです。

クリスマスのシーズンに、この味を知ったことは喜びであります。


スカイベリーのスカイは、栃木県に4座ある日本百名山のひとつ、皇海山にもちなんでいるのだそうです。

そう言われればそう、皇海山の山頂部はイチゴのような形をしているのです。  (12月19日)