気仙沼日記836回「遠野で充実の休日」 | 西和賀日記 山・雪・味・人 楽しき農山村 

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奥羽山脈「真昼山地」に魅せられて65歳で岩手県和賀郡西和賀町に移住したおじさんの暮らしぶり

仕事を休んで遠野に行っていました。

人に会うのと調べものをするためです。





10日から青春18きっぷ利用期間となったので、いつものように大船渡線~東北本線~釜石線を乗り継ぎました。

花巻駅に快速はまゆり釜石行が入ってくるのはうれしい光景です。


遠野駅前のカッパたちにあいさつ。





「今年はマフラー巻いてもらえないのか」

「今ごろ編んでいるんじゃねえかな。キュウリも冷てえや」





遠野には20回以上行っているのに、南部神社の上の鍋倉城跡にある展望台に上がるのは初めてでした。

遠野の中心街が一望できました。




「柳田国男先生、遠野市立図書館にあなたのことを書いた本がいっぱい並んでいましたよ」

「図書館で時間つぶして、酒を飲みに行く魂胆であろう」





さすが遠野の図書館、何冊もの貴重な本で3時間ほど調べごとができました。

行きつけの店で、疲れた脳のためにジンギスカン串で一杯。




ママさんが向かいの豆腐店から寄せ豆腐を仕入れてきてくれました。

ふくよかな味が、地酒「国華の薫」の熱燗によく合いました。





実は、築70年の趣ある遠野駅舎が取り壊される計画になっているんです。

JRと遠野市の間の合意事項だそうです。

地元では若い人たちが中心になって計画撤回を求めて活動しているようです。


僕が遠野に通い続ける楽しみの起点となっている遠野駅。

今後の推移を見守りたいと思っています。 (12月13日)