気仙沼日記740回「キジよりショクジ」 | 西和賀日記 山・雪・味・人 楽しき農山村 

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奥羽山脈「真昼山地」に魅せられて65歳で岩手県和賀郡西和賀町に移住したおじさんの暮らしぶり

気仙沼の西隣、岩手県一関市の小梨(こなし)でキジ(♂)に会いました。

草むらで、逃げも隠れもせずに、こちらを気にしながらたたずんでおりました。





こんなにでかい鳥が、日本では身近にいるんですね。

でかいだけじゃなくて、配色が美しい。


ところで、しょっちゅうイヤな夢を見ます。

記者時代のワンシーンで、締め切りが迫っているのに、取材もできていなくて、どうしようとあせって、冷や汗かきながら目覚めるのです。


フロイトならどんな精神分析をするでしょうか。


新聞記者の世界には、こんな言い回しがあります。


キジ(記事)よりショクジ(食事)

ゲンコウ(原稿)よりケンコウ(健康)


開き直って自虐的にウサを晴らしながら、懸命に仕事するのが記者の姿でありましょう。

ボンクラ記者だった僕は、いつも「キジよりショクジ」を優先しておりましたけど。


山奥のキジを見ながら、若かったころを思い出しました。 (6月21日)