気仙沼日記736回「新しい遠洋マグロはえ縄船」 | 西和賀日記 山・雪・味・人 楽しき農山村 

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奥羽山脈「真昼山地」に魅せられて65歳で岩手県和賀郡西和賀町に移住したおじさんの暮らしぶり

気仙沼市弁天町に本社がある勝倉漁業が建造した新型の遠洋マグロはえ縄船が本日、鹿折のコの字岸壁でお披露目されました。






第127勝栄丸(しょうえいまる)492トン

とかく過酷な仕事と言われるマグロ船の、安全性や快適性を重視する思想で設計されたそうです。





水揚げ作業する甲板の4分の3を屋根で覆って大波から船員を守る造り。





ブリッジから見た船首部分。





初めて見る機関室に圧倒されました。

マグロ船の機関長だった知人によく話を聞いていましたが、実際に中に入ると船の心臓部なんだなあと実感します。





食堂はレザークロスの椅子が渡されています。

乗員は24人で、主要な持ち場の6人が日本人、あとは若いインドネシア人だそうです。




「遠くはアイスランドまで1か月かけて行きます」と説明する船頭の十文字さん(八戸出身)




岸壁には大勢の関係者や市民が集まり、新世代型のマグロ船に関心を寄せていました。


漁業の街・気仙沼の最も輝かしい光景を見た思いがしました。 (6月9日)