先週、本格手打ち蕎麦「俚楽(りらく)」(岩手県一関市藤沢町砂子田)の寒ざらしそばを味わってきました。
この季節の楽しみです。
栃木県(僕の故郷)の日光連山の酷寒の沢水にさらし、寒風で乾燥して熟成させるという、手間のかかった玄ソバが素材です。
こうすることによって甘味が増すんですね。
それを十割でいただきました。
極細で、良くつながっていて、食感もしっかりしています。
片田舎の素朴な店でありつける味としては、まったく至福です。
更科粉でつくったさくら蕎麦も、季節を表現した食道楽であります。
店主の腕の見せどころですね。
「次は山菜のころですか」と店主が見送ってくれました。 (4月20日)