気仙沼日記710回「寒ざらしそばを味わう」 | 西和賀日記 山・雪・味・人 楽しき農山村 

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奥羽山脈「真昼山地」に魅せられて65歳で岩手県和賀郡西和賀町に移住したおじさんの暮らしぶり

先週、本格手打ち蕎麦「俚楽(りらく)岩手県一関市藤沢町砂子田)の寒ざらしそばを味わってきました。

この季節の楽しみです。






栃木県(僕の故郷)の日光連山の酷寒の沢水にさらし、寒風で乾燥して熟成させるという、手間のかかった玄ソバが素材です。

こうすることによって甘味が増すんですね。


それを十割でいただきました。

極細で、良くつながっていて、食感もしっかりしています。

片田舎の素朴な店でありつける味としては、まったく至福です。




更科粉でつくったさくら蕎麦も、季節を表現した食道楽であります。

店主の腕の見せどころですね。


「次は山菜のころですか」と店主が見送ってくれました。 (4月20日)