先週の土曜日に気仙沼大島大橋を渡ってきた話を前々回に書きました。
356メートルの新しい橋を通過する時には、わくわくした気持ちになりました。
乙姫トンネルと名付けられたトンネルが3つ並んでいて、大島に渡った気分が高まりました。
大島の玄関口・浦の浜は、何度も書いているように、ウェルカム・ターミナル計画が遅れていて、工事風景が広がるばかりです。
島の中心街を走ってみて、あれ? と感じたことがありました。
「50年越しの悲願」だったという橋が開通したんでしょう?
普通、街の中に「祝・開通」とか「ようこそ大島へ」とか、ポスターなり掲示板なりがあると思うのです。
それが、まったく見当たらないのです。
あるのは今週末に浦の浜であるイベントのポスターだけでした。
これは一体どうしたことでしょう。
何を意味するのでしょう。
今度、大島に行った時に、地元の人に聞いてみたいと思っています(先週行ったのは早朝だったので)。
橋の開通当日に運航が廃止になった大島フェリーのドリーム大島号が、浦の浜の船着場に係留されておりました。
過去にたくさんの人と車が通過したランプ扉が揚げられたままになっていて、何かを訴えているように思えてなりませんでした。 (4月17日)