気仙沼日記619回「金売吉次神社と有壁宿へ」 | 西和賀日記 山・雪・味・人 楽しき農山村 

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奥羽山脈「真昼山地」に魅せられて65歳で岩手県和賀郡西和賀町に移住したおじさんの暮らしぶり

カツオ水揚げ作業が朝8時前に終了し、快晴だったので、気仙沼から西(内陸方面)へ1時間ほどの宮城県栗原市北部へドライブしてきました。





金成畑(かんなりはた)にある炭焼藤太(すみやき・とうた)夫婦の墓。

その長男が金売吉次(かねうり・きちじ)です。

平安時代末期、奥州の砂金と京都の物品の交易で財を成したとされる伝説的な人物です。





国道4号線(奥州街道)沿いのファミリーマートの一角にある金売吉次神社。

金運や商売繁盛にご利益があるとか言われているそうです。




みちのく金成温泉「延年閣」で温泉にゆったりとつかりました(500円)。

露天風呂から、栗駒山がたおやかな稜線を広げているのが遠望できました。





北上して有壁(ありかべ)へ。

旧奥州街道・有壁宿の南柵のところ。

この先に昨年12月、十割そばの店「本陣」が開店しました。






自家栽培のソバでつくる十割です(ざるそば700円)。

しっかりつながっていて風味もなかなかでした。





大名が宿泊した有壁本陣は国の重要史跡です。

内装工事のため当分は一般公開をしないそうです。

ここは去年の冬に酒飲み仲間の酒蔵ツアーで見学しました。





本陣近くにある「萩の鶴」の萩野酒造。

JR有壁駅前の北海道屋商店で本醸造「萩の鶴」の一升瓶を買って帰路につきました。

歴史、温泉、そば、酒…四拍子そろった日帰りドライブでありました。  (9月19日)