気仙沼日記620回「一人歩きの唐桑半島」 | 西和賀日記 山・雪・味・人 楽しき農山村 

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奥羽山脈「真昼山地」に魅せられて65歳で岩手県和賀郡西和賀町に移住したおじさんの暮らしぶり

昨日、晴れ上がったので、思い立って唐桑半島を歩いてきました。

「宮城オルレ気仙沼・唐桑コース10月7日オープン」!

広報けせんぬま9月15日号に載っていました。

なんだか、人がたくさん来るみたいなので、人がいないうちに歩いてくっか…

という趣旨です(これまでに4回ほど歩いています)。



路線バス「御崎(おさき)」行の化粧坂バス停8時3分に乗りました。





終点で降りて、オルレの目印があったので、それに沿って歩いてみました。

御崎岬では潮騒と涼風が心地よく、気仙沼の山々も眺められました。





御崎岬の突端にある中生代三畳紀の地層は必見。






遊歩道だけでなく、家の軒先をかすめるような路地や農家の人しか歩かない小径もオルレのコースなんですね。





木の枝などに目印のリボンがあるので迷わず歩けます。






津波石でのワンショット。






笹浜に降りていくとカモシカの親子に出会いました。






笹浜の玉砂利の浜で半造(はんぞう)がすぐ近くになってきました。






半造は枯れた松が伐採されたので開けた感じになりましたね。





ベンチでワンカップを傾けながら、1時間以上のんびりしました。

これをやりたくてバスを利用します。





半造から巨釜半造入り口バス停までは徒歩20分。

14時5分のバスがちょうどやってきました。


さて、オルレですが、韓国・済州島(チェジュド)発祥のトレッキングだそうで、「通りから家に通じる路地」といった意味とのこと。

宮城県の観光行政の誘致によるものです。

気仙沼随一の観光エリア・唐桑半島に人がたくさん来るのはいいことですね。

でも、行列をつくって歩くような光景は、僕は見たくありません。

どうか、少人数で歩いてほしいと願っています。  (9月24日)