気仙沼日記453回「亀の湯につかり〇安で呑む」 | 西和賀日記 山・雪・味・人 楽しき農山村 

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奥羽山脈「真昼山地」に魅せられて65歳で岩手県和賀郡西和賀町に移住したおじさんの暮らしぶり

気仙沼内湾の魚町の銭湯「亀の湯」は5月6日で廃業したのですが、実はまだ入浴できます。


店主の斎藤さんによると、かさ上げ工事に関する県の手続きが遅れているのと、解体業者がお盆の月は解体作業をしたくないとのことで、撤去工事は9月にずれ込んだそうであります。


ならば、と本日、久しぶりに亀の湯につかってきました。

カツオ船の船員たちが汗を流しておりました。





写真をよく見ると、銭湯側の入り口(赤い自販機の左)にはのれんがかかっておりません。

一般客向けの営業は終了しているので、常連のカツオ船員や近所の人だけの利用となっているのです。


亀の湯でひと風呂浴びて、〇安(まるやす)で生ビール! というのが以前の楽しみでありました。





その〇安が、仮設店舗の撤去に伴い休業して2か月。

7月12日に、ついに再開しました。





場所は内湾に面した南町の奥、猪苗代病院の隣の理容オノトラと、喫茶マンボの隣の小野健さんにはさまれた、本間屋酒店の建物の2階です。





南町紫市場の仮設店舗の時より若干広くなった厨房で、おやじさんがやきとりを焼いています。


気仙沼の新参者の僕でさえ懐かしさを感じるのですから、昔からの常連客の感慨はいかほどのものでしょうか。


カウンターで、宮崎のカツオ船の船員にカツオ漁の話を聞きながら、生ビールとやきとり(豚モツ)を楽しみました。 (7月15日)