気仙沼に住んで、いいことはいろいろありますが、コクガンを間近に見られることも、その一つです。
コクガンはカモの仲間で、北海道南東部と東北北部の太平洋沿岸で越冬する冬鳥です。
国の天然記念物になっている貴重な鳥です。
長い間、栃木の山奥でバードウオッチングしていた僕にとって、あこがれの存在でもありました。
3日ほど前に、気仙沼のお伊勢浜で撮影したコクガンの群れです。
100羽ほどいて、ほれぼれと見とれてしまいました。
野鳥を知ると、本当に面白いです。
自然の多様性を感じる一例ですね。
これは、岩井崎の近くの漁港で撮ったハシビロガモ。
クチバシが特徴です。これは関東でも見られます。
僕は、基本的には、野鳥の写真は撮りません。
超望遠レンズ(最低でも500ミリ、F値2.8以下)が必要だからで、ん十万円もするので、とても手が出ません。
鳥の写真は専門家が撮った図鑑で満足しています。
もっぱら見るだけですが、それで十分に楽しいのです。 (1月17日)