気仙沼日記162回「コクガン」 | 西和賀日記 山・雪・味・人 楽しき農山村 

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奥羽山脈「真昼山地」に魅せられて65歳で岩手県和賀郡西和賀町に移住したおじさんの暮らしぶり

気仙沼に住んで、いいことはいろいろありますが、コクガンを間近に見られることも、その一つです。

コクガンはカモの仲間で、北海道南東部と東北北部の太平洋沿岸で越冬する冬鳥です。

国の天然記念物になっている貴重な鳥です。

長い間、栃木の山奥でバードウオッチングしていた僕にとって、あこがれの存在でもありました。




3日ほど前に、気仙沼のお伊勢浜で撮影したコクガンの群れです。

100羽ほどいて、ほれぼれと見とれてしまいました。


野鳥を知ると、本当に面白いです。

自然の多様性を感じる一例ですね。




これは、岩井崎の近くの漁港で撮ったハシビロガモ。

クチバシが特徴です。これは関東でも見られます。


僕は、基本的には、野鳥の写真は撮りません。

超望遠レンズ(最低でも500ミリ、F値2.8以下)が必要だからで、ん十万円もするので、とても手が出ません。

鳥の写真は専門家が撮った図鑑で満足しています。

もっぱら見るだけですが、それで十分に楽しいのです。 (1月17日)