時々遊びに行く気仙沼の山奥の八瀬(やっせ)で、切干大根を作っている所を見せてもらいました。
以前に知り合った熊谷さん宅の庭です。
厚みのある短冊に切った大根をゆでて、水分を切ってから天日干し。
網戸をきれいに洗って干し台に利用しています。
物干しにぶらさげているのは、煮物用の干し大根です。
宮城県内では、輪切りにして干す丸森町の「へそ大根」が有名ですね。
熊谷さん宅では、15~20センチくらいに切って、煮物にしやすい形にしています。
左が切干大根用、右は煮物用です。
こんなに縮むのか、とびっくりするくらい、縮んでいます。
これを水で戻して調理します。
大地と太陽の恵みですね。
自宅で食べるための保存食ですが、5月から12月に新月パーキングで開設する軽トラ市にも出品しているそうです。
ちなみに、ゆでる釜はレンガ造りの古いマキ釜。大震災の時に炊き出しで活躍したそうです。 (1月16日)