気仙沼日記161回「切干大根作り」 | 西和賀日記 山・雪・味・人 楽しき農山村 

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奥羽山脈「真昼山地」に魅せられて65歳で岩手県和賀郡西和賀町に移住したおじさんの暮らしぶり

時々遊びに行く気仙沼の山奥の八瀬(やっせ)で、切干大根を作っている所を見せてもらいました。

以前に知り合った熊谷さん宅の庭です。




厚みのある短冊に切った大根をゆでて、水分を切ってから天日干し。

網戸をきれいに洗って干し台に利用しています。




物干しにぶらさげているのは、煮物用の干し大根です。

宮城県内では、輪切りにして干す丸森町の「へそ大根」が有名ですね。

熊谷さん宅では、15~20センチくらいに切って、煮物にしやすい形にしています。




左が切干大根用、右は煮物用です。

こんなに縮むのか、とびっくりするくらい、縮んでいます。

これを水で戻して調理します。

大地と太陽の恵みですね。


自宅で食べるための保存食ですが、5月から12月に新月パーキングで開設する軽トラ市にも出品しているそうです。


ちなみに、ゆでる釜はレンガ造りの古いマキ釜。大震災の時に炊き出しで活躍したそうです。  (1月16日)