気仙沼日記160回「復興景色2016初頭」 | 西和賀日記 山・雪・味・人 楽しき農山村 

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奥羽山脈「真昼山地」に魅せられて65歳で岩手県和賀郡西和賀町に移住したおじさんの暮らしぶり

東日本大震災から5年が経ちます。


気仙沼の大川に架かる曙橋には、いまだに津波のつめ跡が残っています。





しかし街には復興の景色があります。復興途上ながら、着実に進んでいるようです。




内湾の南町に建設される商業ビル&災害公営住宅の工事現場です。




魚市場の対岸、大浦の山を切り拓いた防災集団移転促進事業の造成地です。




南気仙沼(内の脇)の災害公営住宅も、形が見えてきました。手前は大川です。




市街地から少し南に行った松岩地区でも、かさ上げ工事が進んでいます。




さらに海岸線を南に行くと、景勝地・岩井崎に近い波路上(はじかみ)地区の工事現場が広がっています。奥の山は、気仙沼大島の亀山です。


次の5年で、気仙沼は大きく変わっていると思います。


ただ、僕の私見ですけど、「復興し過ぎ」てしまうと、その先が持続困難になると思います。

人口減は防げないし、漁業資源も減る一方のようですから、行政や商工業者は冷静に将来を見据えていなければならないと思うのです。 (1月15日)