気仙沼日記 「防潮堤のこと」 | 西和賀日記 山・雪・味・人 楽しき農山村 

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奥羽山脈「真昼山地」に魅せられて65歳で岩手県和賀郡西和賀町に移住したおじさんの暮らしぶり

津波で壊滅したのだから、津波を防ぐ防潮堤が必要だと考えるのは自然なことでしょう。


ところが、津波で完膚なきまでにやられた気仙沼に住んで、いろんな人の話を聞くと、「防潮堤はいらない」といった言葉が返ってくるのです。


宮城県(知事)が強硬に防潮堤建設を進めようとしたことへの反発は、予想以上に大きいのです。




写真は、気仙沼湾の一番奥の「内湾」と呼ばれる付近です。

港町の風情が観光客の目を楽しませる所です。


ここに5メートルの防潮堤が計画されています(写真の左の方に、その高さを示す看板があります)。

道からは、海も船も大島も見えなくなります。

観光客の目線で言えば、ぶち壊しですね。


県議選が告示されました。25日が投票日です。防潮堤は、どんな論戦になるのか、注目です。 (10月18日)