昨年8月に東京から気仙沼に移住した際に、大家さんを含む3家族が共同栽培している畑(家庭菜園)のお仲間に入れてもらいました。
今年も、皆さん精を出して5月ごろから畑に繰り出しております。
僕は、もっぱら水やり当番です。
気仙沼湾のシンボル、安波山(あんばさん)の谷の斜面を削って宅地になっている滝の入地区の一角です。以前は家が建っていたところを畑にしたそうです。土は、石混じりであまり良くありませんから、野菜をうまく成らせるには、肥料と腕と心が勝負です。
ナスが紫の花を咲かせ、早くも小さな実をふくらませております。
キュウリも実を成らせておりますが、まだまだツルを伸ばしているところです。
本日は、朝から梅雨の晴れ間が広がりました。青空がまぶしいですね。
カボチャの黄色い花にハチがやってきて、蜜を吸いながら花粉を体にくっつけておりました。
毎朝、畑に行って、成り具合を見て、ちょうどいいころ合いの実を摘んできて、朝食のおかずにしたり、漬物にしたりして、ささやかだけど夏の楽しみのひとつとなっております。
農業県の栃木育ちなのに、海の街・気仙沼に来てから、こんなに間近に野菜と接することになるなんて、想像もしておりませんでした。 (7月11日)