稲刈り鎌の鞘自作 | 作爺の部屋

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昔、山里の暮しでは野良仕事の道具や身の回りのものは自分で作ったり、直したりしてきたようです。
今流に云うとそうしたDIYや外遊びが大好きです。

稲刈り用のノコギリ鎌の鞘を紹介します。

 

鎌は背の腰ベルトに刺して歩くのが、農家のオヤジのお決まりの姿です。

 

あるとき、クロ刈りなんかをしていた時に鎌を落とし無くしてしまい、必死になって探したが見つからなかった。

 

嫌な予感していたが、案の定コンバインの刈り取り中に機械に絡まって出てきたことがありました。

 

鎌の鞘はなぜか、ホームセンターでも見かけません。

 

 

材料は壊れた自転車の空気入れの胴体部分です。

 

コンパネの端切れでザックリと型を作り、ガスバーナーで柔らかくしたプラスチックパイプに突っ込み平らに潰しました。

 

塩ビ材に比べ曲げ難く、少々焦げてしまいました。

 

刃の円弧形状は柄の部分で途切れるが、可能な限り柄の部分まで深く入るようにしました。

 

 

末端には同色のビニルテープがあったので、ひび割れ防止で巻いていますが、塩ビ材と違って割れには強いようです。

 

 

D環をズボンのベルト通しに引っ掛けて使っています。

 

片手でストレスなく、スポっと抜き差し出来るので使い勝手は抜群です。

 

 

 

 

これなら畦畔で転んでも安全です。