リトリートスタジオHARERAMA
好浦 友佳子です。
地球上で、最も古い歴史をもつブッダが修行として行ってきた
『ヴィパッサナー瞑想』外部との接触、自分以外の人間との
一切のコミュニケーションを禁じられた瞑想修行に現在参加中
帰ってくるまでの間、みなさんには、ヨガ哲学のシェアをすることで
離れていても、精神的な成長という部分で、繋がりを持てたらいいなと思い
過去に配信した記事で、人気があったモノを編集を加えず、そのまま再配信していきます。
通常配信は２０日頃復活の予定です。
無事昨日帰ってきました！たぶん
（これ書いてるのは合宿に参加する前なので）
明日からまた
ブログを書いていきますので
あと１日だけ待ってください＾＾
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今週は『タパス』について連載しています。
タパスとは苦行
日々、小さなことで構わないから
精神修行のために何かしらのチャレンジをしていきなさい
とヨガの聖典には書かれています。
精神修行なんて言うと小難しいですけれど
現代風に言い換えるならば
人生を自分のこの手で変えて
もっと豊かで幸せな人生にしていくため
タパスとして何かしら毎日
チャレンジしていきなさい。
と昔の偉い人が説いておられます。
デジタルデトックスなんて
手っ取り早いタパスではありませんかね。
でも、それをするとナゼ
人生が変わるのでしょうか・・・・・
全く繋がりが分かりませんけど（笑）
デジタルデトックスで
情報のシャットダウンをすることは
現代人にとってメリットがたくさんあること
それは間違い無いのですが
ここでは、デジタルデトックス
そのものに意味があるわけではなく
「苦しいな、こりゃ大変だ」
と思うようなことに取り組むことに意味があります。
その大変さを噛み砕き
グッと飲み込むことで
体の内側に爆発的なエネルギーを
生み出すことができるからです。
その爆発的なエネルギーこそが
物事を変える力であり
人生を変える力になるからです。
ただの昭和の精神理論ではありません。
だからタパスを推奨されます。
さて、私が師事している
インドの哲学の先生
スワミ・ヨゲシャナンダジはこう言います。
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人生に疲れた人が
ヨガの精神世界に逃げ込むことがよくある。
そこに救いを求めに来るんだ。
それからアシュラムにも
(ヨガの修行をするお寺的な施設)
君たちのようにヨガの勉強に
来る人たちの中には
ここでの暮らしはストレスがなくて
いつも静かで平和でヨガに没頭できて
こんなに幸せな環境はない
と言って、羨ましがり
ここに居続けたいと言う人がいるんだ。
でも、どちらも間違っている。
人生に疲れた人には癒しは必要だが
ヨガの精神世界に逃げ込んでも何も解決はしてくれない。
この何もない退屈なアシュラムで生活することの苦しさを君たちは知らないんだ。
３ヶ月、半年、１年、、、ずっとここに居続けることが
どれだけ大変で難しいことか知らないんだ。
一番良い精神修行の場が、一般的な社会生活なんだよ。
一般的な社会生活を送ることが何よりの修行だ。
その修行もできないような人に、アシュラムでの長期の修行なんてできないよ。
だからまず君たちは
自分の国で、与えられた環境で、ヨガの教えを心の頼りにして
社会生活の中で修行をしていきなさい。
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これは、先生がよく言われる言葉です。
日常のいつもの暮らしこそが、ヨガだと言うことです。
その日常の中で、タパスを行っていけば
物事を変えるような『力』が備わり
人生を好転させていくことができますよ。
と言うのが聖典が説くタパスの教えです。
何も、激しい断食や
滝に打たれたり、裸足で炎の上を歩いたり
放浪者のような暮らしをしたり
そんなことをする必要はないのです。
毎日、少しずつ、小さなことで良いのです。
日常の中にはたくさんのタパスのネタがあります。
・不平に思うこと
・納得のいかないこと
・苦しい気持ち
・愚痴をこぼす
・慌てふためき大騒ぎする
全部、タパスのネタです。
不平不満を口にして
愚痴って大騒ぎをしていれば
気分も晴れるかもしれませんが
それではただの惰性になってしまいます。
タパスのネタを見つけたら
惰性で終わらせず、
タパスができるチャンスだと思って
挑戦していきます。
「あぁ、私ヨガをやってるゾ！」
って思いながら楽しんでしまえば良いのです。
今週は水〜金の３日間
タパスについて連載しました
いかがでしたでしょうか？
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転載ここまで。
今日で、転載シリーズは終了です。
明日からは昨日まで参加していた
瞑想合宿の感想などを綴っていきます。
乞うご期待です！！！
好浦 友佳子
