魅せられた満開の桜も、花吹雪が舞う週末・・・。
そんな中で、昨年タイミングを逃した巨樹のヤマザクラを愛でようと、越生町西方奥にある龍ヶ谷のヤマザクラ山へ出掛けてきました。
下道を2時間弱、龍ヶ谷川沿いの越生町配水場に駐車して、そこらかヤマザクラを目指します。
川沿いの林道わきには、奇岩や小滝がいくつもあって見所もあります。
渓流の対岸には、滝不動がありお参りしていきます。さらに奇岩が続きます。
さらに龍ヶ谷川に沿って奇岩が続きますが、崩落危険個所も何か所があり注意が必要です。
そして山野草もたくさん。可憐なニリンソウがあちこちに。
さらにアマドコロ、ヤマブキ、ミヤマキケマンも。
歩き始めて30でヤマザクラの登山口に。
途中から急登が続き、登山口から30分で、龍ヶ谷のヤマザクラに。
厳しい風雪に耐えて育った、樹齢200年の巨樹は、幹回り3.2m、樹高18mの堂々たる姿です。先週末は開花ゼロとの情報で心配していましたが、満開の桜を愛でることができました。
この山頂は越生10名山の一座にもなっています。
巨樹の前にはクロモジも咲いていて、短い期間の競演を愛でます。
静寂な里山の中のその巨樹桜を前にして、お団子とお茶で、のんびりと独り占めのお花見休憩を堪能しました。
2年越しの願いが叶ったヤマザクラを充分堪能して、往路を戻ります。
そしてヤマザクラ観賞時にランチしようと決めていた山里にある縁側カフェtokinokiへ。
龍ヶ谷川添いにある古民家カフェ。家具職人の店主が、自作家具を気軽に見てほしくて、店内展示を兼ねたカフェを始められたとのこと。
開店11:00に伺うと当日は、なんと全席予約で満席でした・・・。
でも一席だけ12:00での予約客があり、一時間だけならOKとのことでなんとか入店。感謝
あとから同じように何組もの予約なし客が訪れましたが、肩を落として帰られていきました。
店内の家具は建具はすべて店主の手作りで、木の温もりを感じます。
案内された席は、庭を望める縁側前の一等席。そこでオーダーしたのは、季節の縁側ごはん、煮込みハンバーグプレート、アイスカフェラテ、アイスコーヒー、コーヒーとナッツのマフィンを。どれも素朴な味で、目と舌で山里を味わいました。
春の暖かい日差しをたくさん浴びた山里の庭池を愛でながら、贅沢な時間を過ごせました。
そして帰路、お店から7km北にある、今回巨樹つながりで、上谷の大クスに立ち寄り。
樹齢1千年の楠木は、巨木としては県内第一位とのことで、幹周り15m、樹高30mの圧巻の姿にしばし息を飲みました。ここでも巨樹パワーをたくさん授かり、家路につきました。
さて、主人が解禁から一ヶ月遅れで先日県北へ渓流釣りに。
昼前に生憎の急な降雨で、釣りは2時間程度で早々に引き上げて帰ってきましたが、岩魚を持ち帰ってくれたので、塩焼きにして山の恵みを美味しく頂きました。桜に岩魚、春満喫です。苦笑
~いつも訪問下さり、ありがとうございます~