これは2020年1月13日に先日発売された*ChocoLate Bomb!!の9th Single「I AM」のMVです。

この曲のリリースイベント期間中のブログで、リーダーのこぬさんはこんなことを書いていました。


今日の撮影会で思ったんだけど
CDの盤面に記載されてる製品番号が
CLB-0028とか0029とかになってて

気づけばディスク28-29枚分もオリジナル作品出したんだなぁってちょっと感動した😳

(元のブログはコチラ)


ちょこぼの2019年末の生配信とか、その後のれおくんさんのブログを見た人は知っていると思うけど、DDが設立されるまでのちょこぼは*ChocoLate Bomb!!としての収入を全て活動資金にあてていたそうです。

生配信がコチラ↓


生配信の内容をまとめたれおくんさんのブログがコチラ

2019年2月に行われた二度目のBLAZEワンマンのあとに上がったスタッフさんのブログではこんな話がありました。


なんでも自分達でやらないといけないと、ほとんどの事を自分達でやり、

ライブのブッキング、衣装選び、音源の編集、動画の編集…

全部自分達で出来る子達です。

(もとのブログはコチラ)


CDを1枚出すのも簡単なことじゃないんですよね。歌詞と曲、ジャケットのデザイン、衣装、MVを撮るならそのコンセプト、演出、舞台…素人がほんの少し考えただけでも次から次へと必要なものが出てくるし、そのどれにもお金と時間がかかります。何より携わる人に熱量がなければ、きっと魅力的な作品にはならないと思います。


わたしはアイドルの曲が大好きで、特にそのグループに親しい方が作った曲が大好きで、DDの楽曲はそういうものが多くて最高なんですけど、それはなぜかというと、そのグループの今、そして歩んできた軌跡に触れられるような気がするからです。

ちょこぼのディスコグラフィーを眺めながら、最新曲「I AM」に至るまでの*ChocoLate Bomb!!を、わたしの主観を元にですが辿ってみました



わたしがちょこぼを知ったのは3rd Single「ワッショイ!祭!祭!SHOW TIME!」の発売前後でした。



この曲はfixsodiaが作った曲です。CDとしては唯一の、4人の*ChocoLate Bomb!!です。いりぽん先生が抜けて、ちょこぼが苦しかった時期の曲。でも新メンバーの加入に向けて動き出していたときの曲。わたしが初めて観たこの頃のちょこぼは、まるで怒っているみたいでした。たぶん4人の葛藤とか焦燥とか倦怠とか、そういったものが当時のわたしには漠然とピリついた雰囲気として感じられたんだと思います。

今も昔も変わってない
自分が 仲間が 笑顔でいれること

今思えば、変化の最中にあるちょこぼを鼓舞する曲だったのかなって思います。コールもあって振りもわかりやすくて、とっても大好きな曲の1つになりました。


そしてれおくんさんの加入、DDの設立に伴っての事務所所属と、ちょこぼの周りはパッと明るくなりました。なんでこの人達は怒ったようにアイドルをしているんだろうという疑問が晴れて、この人達は*ChocoLate Bomb!!でいることを選んでいるんだと感じるようになりました。

4th Single「Castle in the darkness/聖なる夜に灯を」1st Full Album「ミルフィーユ」、5th Single「?〜クエスチョンマーク〜/君というキセキ」が発売された1年間がこの時期です。

それと同時に、この頃初めてのDD Partyが開催されました。わたしはこのときに初めてちょこぼの接触に行って、1人ひとりとお話をさせてもらいました。ここで1番わたしの中に残っているのがぱんめんさんです。ちょこぼには確かに光が挿したように感じたし、他の4人からもバイタリティみたいなものをすごく感じたのに、ぱんめんさんのところだけ靄がかかったようで、そのちぐはぐな感じにすごくそわそわしたのを覚えています。

2018年2月のBLAZEワンマンで、ぱんめんさんはちょこぼを辞めたいと思っていたこととちょこぼで居続ける意思を語りました。靄が晴れて、*ChocoLate Bomb!!と言うグループがクリアに見えるようになって、わたしは彼らに惹かれるようになりました。

そしてリリースされたのが6th Single「Spare Key」です。



わたしはこの曲が発売されたとき、正直戸惑っていました。アイドルが歌うには、あまりに悲しい曲だと感じたからです。

心から君の欲しがる明日を見せることが 出来ない

*ChocoLate Bomb!!というアイドルに強い魅力を感じ始めていた自分の気持ちとのギャップ、それでいて自分が他のグループを好きでいる事実とのリンクもあって、この曲をアイドルソングとして聴こうとするとどうしてもつらかったです。

そして、2nd Full Album「MOUSSE」、7th Single「LOVE ME DO ~どこにもいっちゃだメェ~」がリリースされていきます。この2枚については個別にブログを書きました。それくらい好きだし、すごい曲だと思っています。



Spare Keyの約1年後に発売されたのがLOVE ME DOです。1年前「瞳を閉じなよ」と歌ったちょこぼが、「ちゃんと見て」「目を逸らしちゃダメ」と叫びます。




7人体制になっての8th Single「ZETTAIフィーリング」は、まるで"神聖なる"*ChocoLate Bomb!!をそのまま曲にしたようでした。


そして今回リリースされた9th Single「I AM」

決してこの世界を見捨てない

この歌詞がものすごく好きです。*ChocoLate Bomb!!はどんなときも、*ChocoLate Bomb!!で在り続けてきました。ちょこぼの誰かが、どこかで自分自身を諦めてしまっていたら、わたしは今の*ChocoLate Bomb!!に出会うことができなかった。誰の悲しみも正当化したくないし、誰の苦しみも美談にしたくはないけど、悲しみや苦しみがそれだけの感情で完結してしまわないように、光が挿さないときにも無限の空が広がっていることを伝えるような曲でした。*ChocoLate Bomb!!だから歌える曲だと思います。

Spare KeyからのLOVE ME DO、そしてZETTAIフィーリングを経てのI AMってなぞるとすごくドラマチックです。同じようで違う愛を望む歌、"君"の歌と"僕"の歌。

1st Singleからは5年、結成からは6年。今、ベストの状態でスタートを切った*ChocoLate Bomb!!のツアーが2月末から始まります!

一般発売は2月4日19時から!


ひとりでも多くの人に来てほしいし、都合がつかない人もこのブログに散りばめたリンクから*ChocoLate Bomb!!を辿ってみてほしいです。

読んでくれてありがとう。