昨年末に発売された*ChocoLate Bomb!! 2ndフルアルバム「MOUSSE」、皆様お手に取られましたでしょうか?

もしもこの捨て曲のない神盤を何かの手違いでまだチェックできていないという方が人生において大規模な損失を出さなくてすむようにその魅力を1曲1曲書き連ねて行きたいと思いますどんぱふ(ほんとは自分用の備忘録だけどめっちゃよいアルバムだからひとりでも多くの人のお耳に届けばいいな)。



1. 激ーLOVE
Lyrics & Music : 阿久津健太郎






エビバディセイ\ゲキラァァアヴ!!!/

名は体を表すとはまさにこのこと!みんな大好き激-LOVE!ゲキラァァアヴ!!!某とみた○けさんに飲まれずにフラットな気持ちで一度聴いてみてください(がんばって)。

わたしは音楽のことについてはわからないんですけど、なんとなく90~00年代の雰囲気があるサウンドに「アップデート」「エゴサーチ」「LINE」「〇〇モード」とか比較的新しい言葉が組み込まれているのがアクセントになっててすごくいいなって思います。「激〇〇」も若い言葉かなって思ったけど宍戸先輩がもう15年くらい使ってるから割愛しました。そういえばそれこそあのへんのキャラソンにありそうな曲調なのでそこらへんを通ったオタクはぜひ聴いてみてほしいです!

ゲキラァァアヴに飲まれずに歌詞を追っていくと結構オタク的胸熱ソングなんじゃないかなって思います。オタク→アイドル。「この世界キミに敵うものない」いやそれなって。


2. Bitter & Sweet days
Lyrics & Music : 阿久津健太郎

"Life was like a box of chocolates. You never know what you’re gonna get."
(映画『フォレスト・ガンプ(Forrest Gump)』1994年/アメリカ)

わたしは英語ができないので詳しくはにーちゃんさんに聞いてほしいんですけど(無責任)、「人生は箱に入ったチョコレートのようななもの。味わってみなきゃわからない」みたいな意味だと思ってます。

この曲自体が箱入りのチョコレートみたいで、箱を開けただけで心が弾むあの感じが味わえます。甘かったり苦かったりいろいろあるけれど、だからこそ味わい深くておもしろいし、おいしいんですよね。きっとちょこぼさんたちもlike a box of chocolatesだし、わたしたちにたくさんのときめきをくれる彼らにも素敵なチョコレートを開けるときみたいなどきどきしてわくわくしてキラキラする気持ちをたくさん味わってほしいなあって思います。


3. Mr.シャーロック
Lyrics & Music : 阿久津健太郎



これはまじでライブで観てほしいんですけど取り急ぎ動画で!何を観るってサビの「核心にせまるパスワードをそっと囁くから」のところの振り!口元に右手を持ってきて各々指で数を表現してるんです。しかも5人それぞれパスワードが違う。誰考えたの天才すぎん???このあいだ1月14日埼玉公演の2部で気づいて震え上がりました。パスワード囁いちゃってんだ。オタクこういうの大好き。

あと歌詞はアイドルソングとして聴くなら君=夢のパターンだと思います。「手を伸ばしてもすり抜けてく」けどギラギラ追いかけてる感じがめっちゃアイドル。個人的には「欲望のラビリンスを抜けてかじるエデンの林檎」ってフレーズが好きです。いろんな解釈の余地がある歌詞だけど、周囲から押し付けられるいろんな類の欲望は振り切っておきながら、自分の欲には忠実に禁忌を侵してスリルを求めていく感じがしてはちゃめちゃにかっこいい。


4. LOVE BREATH
Lyrics & Music : 阿久津健太郎

俺達のラブブレ先輩、え~すけ/こぬさんのソロ曲です。

この曲も君=夢の歌だと思います。わたしはにわかなのでちょこぼさんのこともこぬさんのこともよく知らないんですけど、この曲はすごくこぬさんに似合うなあって思ってます。

2018年のお盆の頃、こぬさんのところにとあるDDメンバーの話をしに行ったんです。「こぬさんの思う、〇〇さんのいいところってどんなところですか?」って。こぬさんはすごく真摯に考えて答えてくれました。要約すると「〇〇は生き方、力の入れ方や抜き方が上手い」っていう話をしてくれて、そして最後に「羨ましい」って言ったんです。そのときわたしはものすごく不器用さと葛藤を感じました。

「孤独」「痛み」「ため息」「明けない夜」この曲の歌詞ってあまり明るくないんです。でもサビは「光の渦を渡る」「心だけは騙せない」「情熱咲き乱れてく」ってすごく力強い。タイトルの通りすごい熱量の想いが息づいてるように感じます。

アイドルとして、リーダーとして、仲間として、友達として、後輩として、焦燥も不安も恐怖も全部ひっくるめて、器用に立ち回れることだけが必ずしも魅力じゃないから、こぬさんが歌うからこんなに素敵に聴こえるんだろうなあって思います。


5. セレナーデ セレナーデ 
Lyrics & Music : 阿久津健太郎



すっごくいい。元号変わる前に一瞬昭和に立ち寄っちゃったかなってくらいムーディ(昭和を生きたことはない)。ロンリー・チャップリン、メモリーグラス、セレナーデ セレナーデでお酒が飲みたい。さっきゲキラァァアヴって歌ってた人達が純情奏でちゃうの振り幅たまんない。

全体的にフェミニンさのある曲調とダンスなのに中身は無骨で男らしいのすっごくちょこぼさんに合いますね。ほんとにすき。

あとこの曲に限らないんだけど、今ツアーの2部ってちょっとしたストーリー仕立てになっていて、メンバーさんそれぞれのラブストーリーのナレーションが入るんですけど、その内容が結構曲に噛ませてあるので誰のどのセリフがどの曲のどの歌詞とリンクするのかとかを探すのも楽しいと思います!(セトリと一緒に変わったらごめんなさい)


6. 賽は投げられた
Lyrics : モリタコータ Music : 小川裕司

こぬゆじユニット曲。カジノモチーフです。このアルバムの中ではいちばん具体的に物語の見える曲な気がします。

アイドルの曲として聴くなら「賽は投げられた」「Point of no return」勝負はもう始まっている、後には引けない覚悟の歌。「奇跡なんて望まない」「この想いを全て賭けてまだ知らないトビラ開けるんだ」どちゃどちゃにエモでかっこいい。この曲をこの2人でやるっていうか、この2人のユニット曲だとこうなるっていうのもなるほどなあって気持ちだし、ほんとに今のちょこぼさんのハングリーなギラつきって最高にかっこいい。もっといろんな人に体感してもらいたい。


7. ヒトツユメ
Lyrics & Music : GAKU



この神盤で1つ推し曲を選べって言われたらものすごく悩ましいけどわたしはこの曲を選びます。

和風の妖艶な歌って感じなんだけどよくよく聴くととてつもなくアイドル曲。歌詞がどこを切り取っても綺麗なんだけど、やっぱり夢を綾なすってフレーズが素敵すぎる。

ひらりひらり舞い踊れ夢の花
願い祈り纏って
浮世に咲いて散る運命ならば
一つ夢綾なして

サビの歌詞全文、この世で一番美しくアイドルを詠った日本語なんじゃないかって思います。日本に生まれてよかったって思うレベル。

でもほんとにどこを切り取っても綺麗だから、ぜひCDを手に入れて歌詞カードを見ながら聴いてほしいです。


8. ラブチョコ
Lyrics & Music : GAKU

れおたくぱんのユニット曲。こんなの嫌いなドルヲタいる!?いやいない!!!

クリスマスからバレンタインまで、この冬はこの曲1曲あれば乗り切れると思います。絶対ドルヲタはみんな好きだし、聴かなきゃ絶対に損だし、ライブで観なきゃもったいない!

でも正直オタクに勧めるの以上にアイドルにオススメしたい!こんなのカバーしたくないアイドルいる!?い、いるかな…いたとしても!この曲をカバーしてキラめかないアイドルはいないし、推しのカバーを聴いて喜ばないオタクもいない!って思うくらいポップでキュートでハートフルでハピネスフル!この曲は今後DDでヘビロテされていくと思います。

あとこの曲やってるれおたくぱんさんが本当にキラキラで!やっぱりアイドルが楽しそうにステージで歌って踊ってるのを見るのがオタクいちばん幸せだから!「ボクはキミのことが好きみたいだ」?わたしはあなた達を好きだって断言するよ!!!


9. トロピカる☆
Lyrics & Music : GAKU



結構前々からいろんなところで歌われてた曲なのでちょこらぶさんじゃなくても知ってるオタク多いんじゃないかな?わたしも知ってました。アルバム見て、トロピカるって動詞だったんだ!って思いました。

とにかく楽しい!声も出せるし体操するし波に乗れるしトロピカっちゃう!でも楽しいだけじゃなくて「忘れられない"今日"になる」「悔い残さないように」「目の前に虹を架けてあげるよ」って刹那的で儚さもあります。アイドルの夏曲ってだから良き。

「僕たちのこと丸ごときらめかせる」って歌ってもやっぱりあなた達は夏でも冬でも太陽があろうとなかろうとキラキラしてるよなあって思います。


10. Time after Time
Lyrics & Music : 阿久津健太郎

何度も何度もっていうより永遠を願う歌なのかなって思います。願うっていうよりも永遠を望むっていうか、どこまでもいつまでもって雰囲気。

「大切なもの一つもこぼさぬように」ってところで、はっとしました。ここを切ってここを諦めてって取捨選択したらいいのに、ちょこぼさんって不器用で意固地だなあって思いながら見てた部分もあったけど、今の自分達を構成するもの、良いも悪いもなくそれが自分だって全部持って行くんだって思います。




こんな素敵な曲達がなんと1日で網羅できちゃうツアーがこちら!ファイナルはこちら




明日1月19日(土)は岡山!1部のソロはたっくんさん!

明後日1月20日(日)は福岡!1部のソロはぱんめんさん!

(2部はどちらもラブブレ先輩ことこぬさん!)

どちらも当日券が出るそうです!あとファイナル公演チケットの手売りも明日から始まるそうです!



宮城以降の日程はまだチケット発売してます!(BVチケットは千葉1部△、新潟両部×になってました)


絶対に行って後悔することはないし、行けなくてもぜひアルバムは手に入れてほしいなって思います…!


以上、平成が生んだ神盤「MOUSSE」の宣伝でした。