最新の記事一覧 月別記事一覧 テーマ別記事一覧ライバルは鳥たちですよつぶらなる 枇杷の実そだちほんの り黄色「手向かえば かまわず斬れ」と 鬼平は 待合室に メガネはおでこ地をうがちどくだみ旺盛天に伸び白き十字の花はさかりに草刈りの 草の匂いに かこまれて 黄色げんきに 黄しょうぶ咲く背開きで 蒸して焼くんだぜ 腹開きで 蒸さず焼きまっせ はてこの始末どろんこの 田植えの主役が 待機する 日曜朝の そぼふる雨に「この先は 通っちゃならねい 無頼ども」歌舞伎の見得に ザリガニ吠えるは つ夏の ちがや穂むらはやわらかく白銀なびく さあ飛んでゆけ苗木から ながめ三年 花が咲き 花は実となる 青き枇杷の実ラベンダーの 香り満ちたり むらさきの うさぎの耳が 下むきゆれる終わったら 土を掻いでは 蹴る習い 誰ぞ教えしか 母知らぬジェイすいと乗る せまき窓辺に見送りぬ ジェイと俺との 儀式となれり椿町 平和園では うた会の 余韻に浸り 爺どもが酔うさあはやく 「ちょっと待ってよ 女には 色々あるの 急かさないでよ」母の日の 記憶の母の たくましき 今ならわかる あの激励を五月晴れ 光る水田に とどろかせ トラクターを駆る 八十六歳は肉塊が ひれ伏しておる 塩胡椒 ローズマリーと ニンニクまとい木にのぼり 日向ぼっこの 爪先は さぞや鋭く 尖るらん 亀五月雨のひえる今宵の焼酎は お湯ではたまた水割りで はてそれほどに 思っていたのか 「どのフタも 開けっぱなしが とても嫌なの」<< 前ページ次ページ >>