最新の記事一覧 月別記事一覧 テーマ別記事一覧通学の男の子らも日傘さす稲穂の中の麦藁帽子しげる葉の宙に浮きたるクサギの実 瑠璃の目をした異星人かも秋晴れを俳句に詠みてホスピスでブログ再開毬栗の笑み酒飲んだ俺には俺が分からない 十月三日と箸ぶくろだけすすき梅雨ほんの束の間朝日さす百キロくらゐ行けさうな足LINEの返信あれでよかつたか水馬ひとつ輪をひろげたり若き日の夢にうなされ 青柿が九月の雨をただ受けてゐる全身を伸ばしてモモは眠りをり 飢えなどなくてドローンも来ず荒ぶりし天白川のみなもとに ひそと小さきハッチョウトンボ会食も朝の散歩もとりやめた 日差しなつかし黄色の花よスマホ鳴り天白川はレベル四大丈夫かとLINEが三つたっぷりと実りをくれて一休みトマト畑に雨の降りくる百日紅雨に薄まり咲いてゐる真夏の坂は下るがうれしうんざりの雲の切れ間に朝がきて干上がる池に満ちてゆくなり一日を雨にあづけて葉っぱたち ひかりの粒を集めてすごす無花果をいさみ覗けば先客の蜜を吸ふ音 不思議なことだ吐瀉終へしアリは擦り寄りつきまとひわれを見つめてしきりに啼けり「一年に 一度でいい」と 伊藤医師 駐車場まで こんなに近いテレビ塔を背に舞ふ晩夏どまつりの老いも若きも夏は終はらず肩を組むでかんしょ節の声かすれ 肩書わすれ少年となる次ページ >>