最新の記事一覧 月別記事一覧 テーマ別記事一覧シシリアの階段下れば別世界はじめて食みしカニサラダ・ピザ花びらがふうわりと散る知らぬまに窓辺に甘きかほりを残し今しがた 雨のふりたる 散歩みち ほんの野の先 ふとき虹たつ花びらが朝日をあびて水にうくただそれだけで 心はなごむ人間の 心のおくには 獣すむ三つの貌して人を喰らいぬ梅雨の朝パソコン開く寝ぼけ眼にタイマイぐんと蒼き海ゆく日曜は コメダ珈琲 窓際に 蝶の寄り来て トースト冷める巣から出で遠くを見やる四つの目くちばしそろえ 親を待ちおり二つなる巡礼の旅歩みきてわが道のりはいづこのあたりたどり着く本宮の杜は洗われて大鈴ひびく雨音の中おとしごろ色づく梅ら肩寄せてはつなつの陽を浴びてお喋り雨しきる大鳥居には金色の八咫の烏のひかりて迎ふ山かすむ本宮方を見下ろせば大鳥居浮くあとひと下り年たけて近露王子に外つ国の同じにおいの若きらと寝る植林の杉の木立をくだる渓うねりの果ての十丈王子旅人の祈り重ねし中辺路の荒ぶる根道いま登りゆくくろしおの潮風つよく いにしへの口熊野には野分迫れり大鍋に米とサフランぐつぐつとルシアが煮込むパエリアの昼久々の街パンプローナ夕暮れのプラサに満つるビールと笑みと熊野古道も知りしルイジはラファエルに肩貸し歩く巡礼の人<< 前ページ次ページ >>