最新の記事一覧 月別記事一覧 テーマ別記事一覧持ち寄りし秘蔵のボトルまどろみて夢とうんち 酌む夏の宵長崎を思ふ朝なり野の薊むらさきに咲く 棘あるままに雲にのり雲したがへてさあゆかう 山河を越えて夢さめぬ間にヒト族は懲りない種族追い払え カラス会議の声やまぬなり猛暑日のつづく朝四時まだ暗し時は隠せず虫の声きくおさならは 花火にはしゃぎ 甘へくる やがて寂しく なりにけるかもくりかへす 老の会話よ おてがみは 白から黒へ 黒から白へ動かずに八つの脚もて岩に伏す獲物待ちゐる夏の狩人ぬばたまの 闇に浮かびぬ 黄金月 夢のつづきを さてさて見まむ完歩したけふのこの日はやりきった褒めてあげたしこの細脚を稲妻の大枝小枝走りたり雨打つ合羽身すくみて聞く大雨のくだる古道の暗闇にしるべ失ひのぼり返しぬ登りきて汗の乾かぬ身のままに草道分けて芦ノ湖めぐるこの酷暑 果てなくのぼる 石畳 弥次喜多ならば いかに笑はむ小田原の地酒ナツヤゴひとり酌むおでん食みつつ明日を思ふつまづきも道の迷ひもカウントし歩数八万箱根越えたり池のべを ジェイとじいさん 歩きゐて 日輪ふたつ 今日のはじまり夏の日にザックを持てば ジェイはただもの言はぬ目でわれを見つむる灼熱の舗道に落つる錆びた釘くねりて細き命なりけりメイクまだ光る目をして七歳は花束抱えて舞台終へたり<< 前ページ次ページ >>