◆爺の会社です
何となく調子の出ないセロー
ツーリングの帰路あたりから変なんだよなぁ
チョークワイヤーのアウターパイプが折れてますね
それだけじゃなく、
途中で凹んで、ワイヤーが動かなくなってました
どうやら、常にチョークを引いていた模様です
おまけに、ハンドルの向きで、引き加減が変わるという（大汗）
不調の原因は、コレだったのか？
恐らく、転倒した際にヤッチまったんだろうなぁ（汗）
取り外しました
ナックルガードのステーが曲がって、
フォークの樹脂カバーを吹っ飛ばしてました
他にも不調の原因があるかもと、
キャブを降ろしました
室内に持ち込んで、
修復していきます
オクでポチしたチョークワイヤー
ワイヤーの動きは非常にスムーズ（嬉）
ダメ押しにオイルを注いでおきます
コレも折れてるガナ（汗）
熱収縮パイプを被せます
ヒートガンで温めて、ピタッ！とさせます
強度は高くは無いと思いますが、コレでブラブラはしません
キャブに刺さるところも、角度が合わないんだよなぁ
エルボパイプの角度を修正します
様子を見ながらバイスで挟みます
うまい具合に、パイプはつぶれず（へしゃがらず）に、
角度が緩くなりました
以前、補修した部分を確認します
変色と多少の崩れはあるものの、
概ね、機能は果たしてくれてるようです
ホントか？
フロートバルブの状態は良好
当たり面も問題無し
念のため、割り箸グリグリしときました
エアスクリューが、ゴリゴリするんです
どうもネジミゾが傷んでるようです
スクリュー側のネジをダイスでサラエました
キャブ側のネジをサラエるために
タップを買いました
ホントは＃３（アゲタップ）が欲しかったんだけど、
細目ピッチは、＃２（中タップ）しか在庫がありませんでした
頭のトンガリは下穴で逃げてくれるが、
不完全ネジ部が長いよね
これじゃあ、奥までネジをサラえない
グラインダーで先を落としてやったゼイ
この状態で、ネジ穴に突っ込んでグリグリしたんだゼイ
それなりに削れて、カスが出たゼイ
すんなりと、スルスルと奥まで入ったゼイ
ジェットの番手は変えません
ここで換えると、異常があった際に
何が原因だか分からなくなるので
洗濯した
（ホントに洗濯機で洗った）
エアクリエレメントをオイルに浸します
軽く絞ってから装着！
試走します
セル一発！
エンジン始動！
快調を期待させます
走り出しも順調
低回転でもスムーズかつトルクフル
そう、この押し出し感が全域にあるんだヨ！
高速道路に乗ってみる
上はどうだ？
うん、良く回る！
出かけたついでに、コンビニでジュースを買って、
さあ帰ろうとしたら、エンジンが始動しない
ん？
さっきまで調子がヨカタのに、ドシタ？
少々ダイナミックにスロットルを煽りながらセルを回すと、
ようやく目覚めてくれた
ホッ・・・・・
走り出したものの、調子が悪い
アイドリングはしないし、
回転もついてこない
全くトルク感が無い
ほんの１０分前とは全然様子が違う
ナゼ？
信号待ちでストールしてしまった
再始動に手間取る
エアスクリューを全閉にすると、始動してくれた
濃くした方がイイのか？
僅かにチョークを引いて、ダマシダマシ帰って来た
二次エアを疑ったが、
（回転の落ちも悪い）
インシュレーターは、キッチリとハマっている
セロー225 + PWKの場合、ここが寸足らずになるので、
抜ける場合が有るんだが、今回は違うのか？
気休めにメインジェットを上げてみたが、
解決には至らず
何度もキャブを弄るうちに、
いつものように、キャブをインシュレーターに押し込んでいて見つけてしまった
裂けてるジャン！
丁度、バンドで隠れるところだから見逃していたが、
ほぼ、全周に渡って亀裂が入っていて、
クビノカワ一枚で繋がってる状態！
こりゃダメだわ・・・・
常時、テンションが加わっている部分なので、
ジワリジワリと引っ張られて裂けたのか、
ひょっとしたら、元々、ヒビワレが在って、
暫くの間だけ、バンドで押さえ（抑え）られてたってのも考えられるな
続きます