◆爺の会社です

ピーテック (ptech.jp)

 

 

 

ホルダーの欠けたPWK

 

しかも不調!

 

 

 

思いついた選択肢は三つ

 

一.修復

二.TZR50に使っているPWKとトレードする

三.新調する

 

 

 

 

当初、トレード案が最有力だったんですが

 

費用が安くて、確実な修復が望める

 

もし、TZR50に乗りたくなった時にメンドウだな、

とか、

これきっかけで、TZRライドが遠のくような気がして躊躇したのと、

 

TZR50

 

 

 

一から試して、ダメなら次やればインジャネ?

 

という結論になりました

 

修復します

 

 

 

で、取り外して持ち帰った図

 

 

 

 

 

ここの土手が無いと、

液面が定まらずに吸い込み量が安定しないよネ

 

 

欠けてしまった部分を見つけることができれば、

接着しただけで修復完了となりそうですが、

痛さで手元が狂って壊した時には、

探すどころじゃナカタヨ

 

 

後で探しても、見つからナカタし

 

 

何らかの方法で、元通りの形状に再建します

 

 

 

何を使うかが問題

当然ながらガソリンに耐性があるものしかダメ

 

グラスファイバーを積層?

イヤ、作る部分が小さすぎる

 

グラスファイバーパテ?

思い通りの形に仕上げるのが大変

 

エポキシ粘度?

確か、引き出しに余ったヤツがあったような

 

エポキシ接着剤?

粘性で、垂れ流すようにして

形を作れなイカ?

 

 

 

エポキシ接着剤を使うことにします

 

まずは、紙筒を突っ込んで、芯にします

 

 

 

 

これが、長いこと引き出しで眠っていたエポキシ接着剤

 

 

 

 

 

主剤・硬化剤を同量絞りだして

 

 

 

 

シッカリ混ぜ合わせて

 

 

 

 

 

芯の周りに塗り付けます

 

 

 

 

 

翌日、芯の紙筒を残したまま、カット・成形を進めます

 

 

 

 

紙筒を抜き取って

 

 

 

 

高さを整えながら、バリを削り取ります

 

 

 

 

 

スロージェットとメインジェット(ニードルジェット)を取り付けて

 

 

 

 

干渉がなイカ確認 ⇒ オケ!

 

 

 

 

フロートチャンバーを閉じます

 

 

↓コレコレ、このキャップを開くと、メインジェットが交換できるのですが

 

 

 

 

 

場所・サイズ的にスロージェットの交換は難しそうで・・・・・

 

 

 

 

 

干渉回避のミゾまであるんだけどなぁ

 

 

 

 

 

細いドライバーを使えば、ネジは抜けるんですが、

結局、取り出せず

 

アカンのか・・・・・

 

 

 

 

後で気づいたんだけど、ニードルジェットを外してからなら、スローも取り出せたんじゃネ?

 

 

 スロージェット変更手順の考察はコレくらいにして、

車体に取り付けます

 

 

 

 

 

今回、パイプ類をキャブの左側に集めたんですが、

ゴチャゴチャしちゃいましたね(汗)

 

 

 

 

エアスクリューが曲がってる気がしたので新調しました

KN企画の、グローブした手で回せるタイプ

前回と同じ商品、ただし、色はイエロー⇒ブルー

 

 

 

 

 

 

 

コレコレ、こいつが、昨日跳ねてガソリンの雫を飛ばしてきたホースです

 

 

 

 

タンクを取り付けて、ホースを繋ぎます

 

 

 

 

チョークを引いて、セルON!

一発で火が入りました

 

もう、この時点で、好調を予感

 

 

 

暖機して、

エアスクリューを1.5回転戻しにセット

アイドリングも安定しています

 

 

さて、試走しますか

 

 

 

 

 

<本日の天候>

 

気温 : 7.6℃

湿度 : 50%

気圧 : 1015hPa

 

昨日よりはグッと冷えます

湿度は下がって、気圧は高く

空気密度が高くなってます

 

 

 

 

そして晴天!

↑こんどから、ど真ん中に停めて撮ろう

 

 

 

まずは、裏道のトコトコ走行から

 

スロットル低開度はもちろん、急開でも押し出し感は強く、

なんだかバランスがいい感じです

 

アイドリングが、低回転で安定していて、イカにも調子が良さそう(嬉)

 

 

 

続いて幹線道路へ

 

少し、回転を引っ張ってみても、

引っ掛かりなく、すんなりと上まで回ってくれる

 

逆に、ポンポンと、早めにシフトアップしていっても、

トルクフルに加速してくれる

 

 

シフトダウンのブリッピングも、ツキが良いので、

スパッと決まって、何だか楽しい

 

 

何だよぉ ~ 浙江省 イヤ、絶好調じゃなイカ!

 

 

 

昨年末までは、

スロットル一定で、ゆっくり流す際に、

多少なりともギクシャク感が残っていたんだけど、

その症状がスッカリ消えて、

流すのが安定していて、これまた楽しいっ!

 

多分、これはスロットルバルブ交換(カッタウエイ#5.0 ⇒ #6.0)の

効果のような気がする

 

 

スロージェットも合ってるね

エアスクリューは、2.5回転戻しに変更したけど

 

 

さて、高速道路に乗ってみましょうか

 

 

グイ~ン!!

ビュー!!!

 

 

途中までの加速はいいが、

思ったより、上まで回りきらない

 

やや、ドンヅマリ感がある

 

中間加速が良いから、そう思うだけかも知れない

だって、速度はベスト+10km/h

(3.9m/s 追風)

 

 

 

ほんの僅かウスくしたほうが回りきってくれるのか?

 

いや、スプロケ換えれば

あと10km/h は上乗せできると思うが、

別にソコは拘らなくてもいっか

 

 

復路では、ベストタイ

(3.9m/s 向風)

 

 

 

高速道路を降りてからも、

アイドリングの変調はなし

 

メインジェットも、今のままで良いだろう

 

 

 

とにもかくにも、破損したPWKの補修は上手くいったようです

 

 

 

駐輪場に戻って、

クランクケースカバーを眺める

 

漏れたガソリンで腐食した跡がみすぼらしい・・・・・

 

 

 

 

ので、削ってみた

by ワイヤーブラシ、ペーパー#240

 

 

 

 

 

スコッチブライトで、ちょっとだけ磨いてから

アセトンで脱脂して、段ボールを立てて

 

 

 

 

 

プラサフを薄く吹いてから、

ソフト99ボデーペン T-094 トヨタ用1D2 グレーM を吹き付けます

 

 

 

 

 

近くで見ると、剥がれた部分の塗装の段差がクッキリしてますが、

遠目に見れば、多少なりともマシでしょう

 

妥協点が低い・・・・

 

 

 

ようやく、セローも一段落です

 

春のバイクシーズンに間に合いました

 

 

今日はここまで