人生には、思わず「こんな偶然ってあるのかな?」と思うような瞬間がたくさんあります。
そんな小さな奇跡に気づくと、日常が一層輝いて見えるものです。
ある日、カフェで本を読んでいたときのことです。
近くのテーブルに座っていた年配の男性が、ふと落とした小銭を拾ってくれた女性にお礼を言う、そんな何気ないシーンが目に留まりました。
短い会話の中で男性は女性に「実はこのカフェに来たのも偶然で、特に理由はなかったんですよ」と微笑みました。
すると、女性が静かに答えました。
「私も実は偶然ここに来ました。こんなところで会えるなんて、不思議ですね。」
それは、一見ただの偶然の出会いに見えましたが、他感な会話の中で、二人がかつて同じ街に住んでいたことがわかり、さらには、同じ場所で過ごした思い出があったとわかるのです。
「ご縁」という言葉がぴったりくる瞬間でした。
何気なく選んだ場所で、何気ない会話を通じて、心がつながり合う瞬間は、本当に小さな奇跡のように感じられます。
実は、世界中の人とたった一度出会う確率は、想像を絶するほど低いのです。
一日に10人と会い続けても、世界人口全員と出会うのには224万年以上もかかるのです。
それでも、わたしたちは、その想像を超えて、生活の中でたくさんの縁に親しみます。
その想像を人生の中で現実にするのが、ご縁の奇跡なのです。
この縁の不思議さをずっと前から語っていたのが、お釈迦さまでした。
お釈迦さまの教えには「対面同席五百生」という話があります。
これは、いま相手の目の前に座っているのは、過去の五百度の生まれ変わりの中で渡ってきた縁の結果であるという考え方です。
気づいていないだけで、私たちは日々、奇跡の中に生きているのかもしれません。
その一つ一つに感謝し、大切にして生きていくことが、今日の日常を優しいものにしていくのでしょう。
ありがとうございます^ー^
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