化学物質過敏症、電磁波過敏症 | 頭痛 あれこれ

頭痛 あれこれ

 「慢性頭痛」は私達の日常生活を送る際の問題点に対する”危険信号”です。
 このなかで「片頭痛」は、どのようにして引き起こされるのでしょうか。
 慢性頭痛改善は、「姿勢」と「食生活」の改善がすべてであり、「健康と美容」のための第一歩です。

 先日、読者の「おかちゃん」という患者会の世話人をされておられた方から自らの長年の「化学物質過敏症、電磁波過敏症」に関する経験について極めて貴重なコメントを戴きました。ここに厚く、御礼申し上げます。ただ、個人的なメッセージを戴いたようですが、私のパソコンがWindows 7 の古いままのためメールを受け取れず、詳しい内容を送られたようですが、読めておらず誠に申し訳なく思っております。


   おかちゃんによれば、以下のように指摘されます。


①・慢性疼痛・線維筋痛症・慢性疲労症候群・化学物質過敏症・電磁波過敏性
  などの病は、片頭痛と深く関わっている事。
  (自分を含め、出会った全ての方は片頭痛持ちであった。)
②片頭痛の原因として、新たに、
  ・化学物質過敏症
  ・電磁波過敏症
  を考えるべきであると指摘されました。


 慢性疼痛・線維筋痛症・慢性疲労症候群に関しては、セロトニン不足から女性に多いことはこれまでも私自身も患者さんから経験させてもらい理解できますが、過敏症に関しては、食品による過敏症として、グルテン過敏症、化学物質による過敏症ではシックハウス症候群によるものを考え、いずれも患者さんの体質の問題と考え、これこそ「過敏症、そのもの」のように思っておりました。
 こういった種類のものは、これまで以下の記事で明らかにしてきました。


  『グルテンフリーダイエット』とは何??? 
     
https://ameblo.jp/yoyamono/entry-12597826335.html


  二次性頭痛(その他) 16 シックハウス症候群
   
https://ameblo.jp/yoyamono/entry-11982160409.html


 ところが、「電磁波過敏症」に関しては、私は初めて聞くものでした。
 このため、ネット検索をしてみますと極めて多くの記事が掲載され、何ら珍しいものではありませんでした。私が知らなかっただけでした。


 ネット上で、掲載されている記事の一部を引用すれば・・


電磁波過敏症を訴える女性 電波を避けシールド寝袋にくるまる日々


■電磁波が体調不良の一因か


 電磁波に近づくにつれ、片頭痛、めまい、吐き気などを訴え、皮膚においてはピリピリ感や灼熱感が生じてしまうという「電磁波過敏症」。携帯電話を使うたびに頭がズキンと痛むことで気づくケースが多いといわれているが、それを正式な病気として扱う国は少ない。

 そんな中で注目を集めているのが、英国で電磁波過敏症に関する啓もう活動を続けてきたロージー・グラッドウェル(Rosi Gladwell)さんという70歳の女性。


 6年前、自宅でWi-Fiとコードレス電話機の電源を切ったところ10分後に体調が良くなり、主治医から『電磁波過敏症だったのは』と指摘されたそうだ。


 ■電磁波から逃げ回る日々

 
 ロージーさんはそれ以来、電磁波に影響されない暮らしを追求するようになった。どんどん田舎を目指し、現在はデボン州トットネスの辺鄙なあたりに暮らし、眠る時は銀と銅が織り込まれている電磁波シールド防護布でできた特大の寝袋を手放さない。

 
 スペインのアンダルシアにある別荘で過ごすことが大好きなロージーさんだが、地中海を横断するフェリーに乗船している間は、その寝袋にくるまってじっと耐えるそうだ。


■場所により電磁波に強弱


 ロージーさんはまた、自分は電磁波過敏症かもしれないと心配している人々に、携帯型の電磁波や放射線測定器を購入して持ち歩くことを奨励している。


「レストランに入ると、私は電磁波測定器のメーターを見ながら良い席を探します。場所によって値は全然違いますよ」
「カフェでは外の席に座ると良いです」
 そんなロージーさんが今、一番恐れているのは『5G』の展開。自分のような体質の人間にはキツすぎて耐えられないだろうという。


■認知度を増す電磁波過敏症


 ロージーさんは「以前は、電磁波過敏症だと話すと神経質な変わり者という目で見られたりしましたが、今、欧州では目に見えない電磁波をアレルゲンと捉える医師が増えています」と話し、心配な人は臆することなく主治医に相談するよう勧めている。

 就寝前、できるだけ枕から離れたところに携帯電話を置いて寝るという人が増えているとも聞く昨今。電磁波が健康に及ぼす影響について、そろそろ科学的データに基づく明白かつ正しい見解がほしいと感じている人は、じつは日本にも多いのではないだろうか。


 そして、「電磁波過敏症」に関する研究会も多く行われているようで、多面的に検討されているようです。
  VDT症候群、コンピュータで作業すると、こういうような不定愁訴がいっぱい出ます。こういう問題が出た時は、これを電磁波と結びつける人が非常に少なくて、作業姿勢が悪いからなので椅子や机を作り直すとかいう話の方がお決まりになってきましたが、これはとんでもない話であり、一番の問題は電磁波だろうと指摘されています。
   私のデータの中にも、このように姿勢の問題としているようなものが多く、恥ずかしい思いをさせられました。
 このように、「電磁波過敏症」は単なる”過敏症”だけでは片づけられない問題のように思われます。

 スマホが日常生活に欠かせない文明の利器になり、パソコンが日常業務で不可欠となり、今後、デジタル庁も新設され、こうした電磁波に毎日曝される運命にあり、より正確な知識が求められています。


 そこで、「おかちゃん」にお願いしたいことは、「電磁波過敏症」についてのご経験を「ブログ」に掲載して戴き、これをリンクすれば貴重な記事になると思われます。
 勝手なお願いですが、片頭痛でお悩みの方々のために、お願いしたく思います。